メディアの良心はどこへいった(官邸のメディアに対する露骨な介入)【森友学園問題 16】

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私は,森友学園問題が取り上がられるようになってから,毎日ワイドショーを録画したり,Youtube で見るのだが,佳境に入ってきてからというものあるワイドショーのコメンテーターとして,それまで一度も出演されていない方の出演が増えている。
それも,巷では政権寄りで有名な方で,私には違和感を覚えた。
というのは,その番組は,政権に阿ることのない出演者が多く,他局とは一線を引いた番組作りをしており,時には政権批判もあった。

一昔であれば,その様なことは日常茶飯事だったのであるが,最近はめっきり減ってしまい,専ら政権に対して無批判に情報を垂れ流すだけになっている。
当該番組はそうではなかったのに,急に政権よりのコメンテーターの出演が増え,どんどん他局と同じ色合いになっている。
おまけに,最も辛口のレギュラーの方も出演されておらず,恣意的に排除されたのではないかと勘ぐってしまう。
他局で前々から政権よりの方が出演されている番組があるが,それはそれで何も言うことはない。その番組の姿勢がそうであるならば,こちらもそのつもりで視聴するだけだ。

邪推ではあるが,官邸からの何らかの圧力を感じざるを得ない。
安倍政権は,自らに反対の論陣をはろうものなら,どんな手段を使っても潰してしまおうとする性格が強いのではないかと感じている。
それが,「総理を侮辱」したから「証人喚問」に典型的に現れている。
これでは,大義も何もあったものではない。

一種のヒステリックな反応と言えるだろう。
又,コンプレックスの裏返しとも言える。
だから,自分に同調してくれる者だけで周りを固め,苦言を呈してくれる者や,反対の意見を持つ者を,権力を使ってでも徹底的に排除(排撃)する。

懐が非常に浅いのである。
確かに,異なる意見を持つ者と議論するのは疲れるが,十分耳を傾けてこそ,自分の行き過ぎがセーブされバランスが取れるのである。

古来から大業をなそうとする者は,自分をチェックしてくれる者を置き,その意見を自分自身の戒めとしたものだ。それがピエロの由来である。
私は,イエスマンが必ずしも自分のシンパではなく,情勢が変われば,掌を返すような行動をとる人達を見てきた。
安倍首相が誤ってはならないのは,自分の周りに集まっているもの達は,どんな時でも自分の味方になってくれると信じることである。
それは,今の自分には権力があるからすり寄ってきているだけかも知れないのだ。

このままの状態が続くようであれば,安倍首相は裸の王様になってしまうのではないかと思ってしまう。
政界は一寸先は闇という。気がついた時には,周りに誰もいなくなったということのないように自戒されることを望みたい。

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