アクションカメラ AKASO EK7000 が面白い【各種モードと設定】

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以前から YouTube で車載動画を視聴していて,自分もあのような動画が撮影できればいいなと思っていました。
アクションカメラといえば Go Pro が有名ですが,高額なのでなかなか手が出ません。

そんな時,Amazon を徘徊していて,たまたま見つけたのが AKASO EK7000 でした。
Amazon での取り扱い開始日は2016.6.28となっており,カスタマーレビューも1,751件(2017.11.17時点)あり,割合良好な評価が多いようでした。
他にも格安のアクションカメラがあり,色々比較してみたところ,機能(性能)は似たり寄ったりですが,決め手になったのは「リモコン操作が可能」という点でした。

車載して撮影する場合は,ハンドルを握っていますから,一々カメラのスイッチを押すのは危険です。
ですのでリモコン操作が可能であれば,安全だろうと考えて選びました。

下図が本体及び付属品の一部です。

本体・付属品

左上が本体でその右が防水カバーです。
図でもお分かりのようにアクセサリーが沢山付属していて,組み合わせ方によって色々なところに取り付けられるようですが,マニュアルには一切書かれていませんので,試行錯誤するしかないようです。

これだけのものが付属していて,Amazon で7,898円でした。
しかも4K対応を謳っています(4K対応の環境がないので撮影していません)。

AKASO EK7000 本体と設定

本体

上図が前方から見たもので,右側がレンズ,黒いので見にくいのですが,左側の丸い部分がスイッチとモード切替になっています。

上部には,シャッターボタンとランプがあります。
ランプは,電源オンで点灯し,録画を開始すると点滅します。

背面から見た左側が上図で,マイクロSDのスロットと USB(上)及び HDMI(下)があります。
マイクロSDは,マニュアルによれば32GBまでとなっていますが,64GBでも対応可能のようです。
使用開始時には,設定画面にあるフォーマットを行うことが必要です。

同じく右側には,赤い▲と▼のマークがついたボタンがあり,各種設定や Wifi 設定の際に使用します。

下部にはバッテリーをいれるスロットがあります(右にあるのはその蓋です)。

上が背面の様子です。

モード

ビデオモード

スイッチをオンにするとデフォルトで「ビデオモード」となります。
画面の上には,アイコンと「00:00:00|03:00:19」の表示がありますが,00:00:00は録画を開始するとその時間を表示し,03:00:19は残り時間を表しています。
「1080P 60」は録画のサイズを示し,下の緑はバッテリーの残量を示しています。
サイズは設定時に指定しておく必要があります(ここでの変更は不可です)。

写真モード

上が写真モードになり,「0|9999」の表示は,右が撮影可能枚数で左は撮影枚数となります。
「12MP WIDE」は写真のサイズで,設定時に指定する必要があります(ここでの変更は不可です)。

バースト写真モード

バースト写真モードというのが上で,3枚連写可能なようですが,私はまだ使用したことがありません。
アイコン以外は,上のカメラモードと同様です。

タイムラプスモード

上がタイムラプスモードですが,少し調べてみますと,タイムラプスとは「時間の経過」を意味する英語「time lapse」から来ており,その名前の通り時間が経過する様子を早回しで見ることが出来る機能のことのようです。
マニュアルには,設定に応じた間隔で一連の写真をキャプチャしますとありますが,まだ使用していないので概要が分かりません。

各種設定

フロントのモード切り替えボタンを押すと上手のような画面が表示されます。
この状態でシャッターボタンを押すと設定画面に移行します。

言語

一番先に行うのは,下図の言語の設定です。
デフォルトは英語ですので,これを日本語表示にします。

ムービーサイズ

最初に表示されるのが上の画面で,黄色で囲まれている部分が設定する項目となります。
ムービーサイズは,下図の6項目から選択可能です。
ここで選択した内容がビデオモードで表示されます。

適切なものを選択してシャッターボタンを押しますと確定し項目表示に戻ります(以下同じ)。

ループ録画

マニュアルによれば,この機能をオンにするとビデオは自動的にファイルとして保存されるとあります。
保存タイミングはビデオの解像度と時間(約10分)で異なるようです。
おそらくフォーマットは FAT32 と思われますので,最大 4GB で分割されるのではないでしょうか。
ドライブレコーダーのような使用を想定していると思われます。

日付スタンプ

ビデオや写真に日付を表示させるかどうかの設定です。
写真で試してみましたが,「日付」は「2017/11/19」の表示で,「日時設定」はそれに加えて時間が表示されました。

露光指数

露光指数は,+2.0~-2.0の幅がありますので,状況に応じた設定が可能です。
私はカメラに詳しくないのでよく分かりませんが,ご存じの方でしたら有効に使えるのではないでしょうか。

解像度

写真のサイズの設定項目です。
私は,上図のデフォルトのまま使用しています。
下がそのサイズで撮影したものです。

三つ連続撮影

これは上述したバースト写真モードの設定ですが,選択項目が1つしかないのであまり意味がありません。

連続撮影

上述のタイムラプスモードの指定になります。
2s,3s,5s,10s~60s(10刻み)の指定が可能です。

連続時間

これはループ録画に関する設定と思われますが,今一つ分かりません。
マニュアルも読んでみたのですが,そのような表記がありません。

電源周波数

これは上図のように「Auto」で問題ありません。

日時設定

上が日時を設定する画面です。
年→月→日→時間の順に設定しますが,数字は右側にある▲と▼のボタンで変更し,シャッターボタンを押すと数字を確定し右の項目に移動します(黄色で表示されます)。
全てが確定しましたら,「モード切替ボタン」を押すと,設定項目表示画面に戻ります。

操作音

(1)シャッター音,(2)起動音,(3)操作音の「オン・オフ」の切り替えは「シャッターボタン」で行い,項目の選択は▲と▼のボタンで行います。
音量は,0~3段階の選択が可能で,「シャッターボタン」で選択します。
終了しましたら,「モード切替ボタン」を押すと,設定項目表示画面に戻ります。

回転する_180

これをオンにしますと,画面が180度反転して逆の表示になります。
本体を設置する場所によっては逆にしなければならない場合がありますので,その場合これをオンにしておけば通常の表示で録画出来ると思います。

スクリーンセーバー

上図の中から選択が可能で,その時間になれば画面が消えますが,これは単に液晶の保護の意味合いしかないのではないでしょうか。
私は,「オフ」にして常時表示させていますが,この設定によってバッテリーの持続時間に差があるのかどうかまでは検証できていません。

省電力

文字通り指定時間が経過すると電源が「オフ」になってしまいます。
バカな私は,上のスクリーンセーバーも設定していたこともあり,電源が切れてしまっているのが分からず,一所懸命リモコンの録画ボタンを押していました。
帰ってみると,何も録画されていないのでがっくりしたことがあります。

ですので,現在はスクリーンセーバーと省電力をオフにして,その代わり予備バッテリーを3個常時携行しています。

フォーマット

SDカードを挿入した際に一番先に行う作業です。
または,全てのファイルを消去する際にも有効で,すぐに終了します。

全てリセット

全項目をデフォルトに戻す際に使用します。

バージョン情報

バージョン情報の表示です。

以上が設定の全項目ですが,終了したら▲のボタンを押して一番上の項目の右上にある「×」マークまで移動します(下図)。
モードボタンを押しますと,ビデオモードに戻りますので,設定は完了しています。

数多くの項目がありますが,一度設定したらそれほど変更しないでしょうから,全項目を確認しておくことをお勧めします。

試しに我が家の愛猫を撮影したのが下記の動画になります。

なかなか綺麗にとれていると思うのですが如何でしょうか。
撮影は,1080p 60fpsで行いました(音は消しています)。
これくらいの映像ならばそこそこ使えるのではないかと思います。

バッテリーも標準で2個付属しており,90分間使用可能と書かれていますが,60分くらいが実際のところに感じました。
撮影しなくても電力を消費しますので,長めに撮影したい時は,フル充電したものをセットする方が無難です。

本体後ろの液晶の部分にインジケーターが表示されますが,半分くらい残っている時に約10分間の動画を撮影しますと,あっというまに無くなり,本体の電源が落ちました。
ですので,予備のバッテリーを携行することは必須と思います。

サービス品

Amazon で購入した場合は,急速充電器とバッテリーが2つ無料になります(下図)。

充電器

これでバッテリーが計4個になりますので,これだけ持ち歩けばそこそこの動画が撮影できそうです。
最近は,車にも USB が付属していますので,上図の充電器を使って充電すれば,実際上は無制限の使用が可能となります。

2個のバッテリーの充電は約1時間ほどで終了しますので,重宝すると思います。
4個を持ち歩いた場合,どれが充電済のものか分からなくなりますので,私はそれぞれにマジックで番号を記入し,識別できるようにしました。

追加購入品

以下のものを追加購入しました。

マイクロSD

マイクロSDは付属していませんので,32GBを別途購入しました。
レビューによれば,64GBも認識したとのことですが,32GBでも約3時間の録画が可能となりますので,これで充分と考えました。
また,後述しますように,PCに取り込んだ後で,そのファイルを消去すればそれ程の容量は不要かと思います。

車載 カメラホルダー

私は,車載動画を撮りたかったので,ホルダーを追加購入しました。
車のフロントガラスに吸着させると,さほど揺れることもなく快適に撮影できました。

揺れについては,車によると思いますが,CX-5 に取り付けましたが,舗装路の段差を乗り越えても本体は余り揺れません。
車重の軽い車だと揺れが発生するかも知れません(CX-5 の車重は1,620kg)。

カメラ本体に取り付けたのが下図になります。
右側はリモコンです。

フロントガラスに吸着させたのが下図です。

リモコンはステアリングに取り付けました(下図)。

下が車載動画になります。

特にリモコンはステアリングから手を離すことなく操作できますので,安全で便利です。

画質については,他のカメラをもっていませんので分かりませんが,細かなことをいわなければまぁまぁではないでしょうか。

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Ismart DV を使う

Ismart DV というアプリをスマホにダウンロードすれば,本体に WiFi 機能がありますので,アプリ側から操作することも可能です。

本体の右の▼ボタンを押すと「WiFi ON」と表示され,下図のように接続を待っている状態に切り替わりますので,アプリを起動します。
スマホからの最初の接続の際にはパスワードの入力を求められますが,パスワードはマニュアルに記載されています。

接続した画面が下図で,見にくい画像で申し訳ありませんが,スマホの側で操作して本体のカメラ機能を使って撮影したものです。

また,このアプリで撮影した動画の視聴も可能です。
時間が長い(ファイルサイズが大きい)ものですと,若干のタイムラグが発生するように思いました。

PC へのデータの取り込みとコンバート

取り込み

上記のアプリでは動画の編集等は出来ないと思いますので,PC への取り込み方法をご紹介します。

PC への取り込みは極めて簡単で,上図のように PC の USB ポートに差し込みますと,本体のスイッチが自動的にオンになり,最初に「ディバイスドライバーをインストールしています」という表示が出て,それが終了しますと,「リムーバブルディスク」として認識されます(管理者モードで使用)。

上図の赤枠で囲んだ部分が,本体にあるデータになります。
ここをクリックしますと,下図のように2つのフォルダが現れます。

「PHOTO」が写真,「VIDEO」が動画のフォルダになります。
「VIDEO」をクリックしたものが下図です。

ファイルは .MOV 形式ですので,視聴するだけならいいのですが,YouTube などにアップする場合は,.MP4 形式にコンバートする必要があるかも知れません。
このデータを PC に取り込んでから消去すれば,事実上無制限の利用が可能です(その代わりアプリでは見ることが出来ない)。

しかし 1080p 60fps で撮影しますと,ファイルサイズは簡単に 1GB を越えてしまいますので,長期間お出かけになる時は,64GB の方がいいかも知れません。

また,ファイル名はどのようなルールに基づいてつけられているのか分かりませんので,複数の動画を撮影し,同じ場面を区切ったような場合は続きが分からなくなってしまう可能性があると思いました。

本体の日付の設定がうまくいっていないのもあるのでしょうが,ファイルの日付もわけが分かりません。
この辺を整理できないと,沢山の動画を撮影した場合には困惑するのではないでしょうか。

動画のコンバート

私は上記の .MOV 形式を.MP4 形式にコンバートするのに Avide mux というフリーソフトを使用しています。
このソフトは,「無劣化」でコンバートしてくれますので便利です。

上図の赤枠で囲んだ部分が「Copy」となっており,出力フォーマットが「MP4 Muxer」となっていれば無劣化で.MP4 形式にコンバート出来ます。
後は,ファイル⇒保存で適用な名前をつけて,保存をクリックすれば瞬時にコンバートが完了します。

映像のカットや結合も出来ますので,簡単な編集でしたらこれ一つで充分ではないでしょうか。
ただ,「字幕」はどうやってもうまくいきませんので,他のソフトの利用が必要かも知れません。

ダウンロードはAvidemux Downloadsで行います。
32bit と 64bit がありますので,適切なものをダウンロードして下さい(赤枠内の FossHub をクリック)。

元々は英語ですので,日本語化ファイルをAvidemux 日本語言語ファイルからダウンロードします。
ZIP 形式で圧縮されていますので,解凍するとテキストファイル(readme.txt)があるので,それを参照して該当フォルダにコピーすれば日本語化が完了します。

Avidemux は,OS が 32bit,64bit ともに Program Files フォルダの中にインストールされます(下図)。

ここから,qt5 ⇒ i18n フォルダを辿っていきます(下図)。

i18n フォルダの中に解凍したファイル avidemux_ja.qm をコピーします(下図)。

Avidemux を起動させると日本語化されていると思いますが,されていない場合は,メニュー画面の Edit ⇒ Preferences ⇒ User Interface の Language を System language に設定して下さい。

まとめ

以上簡単に紹介させていただきましたが,画質をあまり問わなければこれで充分かも知れません。
値段からして上位の製品の質を求める方がヤボというものでしょう。

夜間はまだ撮影していませんが,トンネル内はぼやけた感じになります(スピードによると思いますが)。
また,マイクについても人間の音声を試してみましたが,再生すると鮮明とはいきませんが聞き取ることはできました。

Go Pro のアクセサリーとも互換性があるようですので,それを使えば色々なシーンも撮影できそうです。
あとは,どれだけ耐久性があるかですが,こればかりは使い方にもよるでしょうし,そこそこ保てば安い買い物かも知れないと思っています。

これから寒くなりますので,雪が降ったシーンなども録画してみたいと思っています。
本体も小さくて軽いためどこでも持ち出せて,色々なシーンが撮れると思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
YouTube でも色々なシーンを撮影されたものがアップされていますので,是非ご参考になさって下さい。

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