Legacy B4 My Maintenance

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先ず,出来るだけマニュアルの「サービスデータ」から転記(該当車種のみ)し,私の方法を後述します。

エンジンオイル交換

エンジンが作動する為には,オイルが必要なことくらいは誰でも承知していることですが,では,ご自身の車に適合するオイルの「グレード」や「交換時期」をご存じの方はどれくらいおられるでしょうか。

1.交換規定量(AT車・CVT車)
(A)オイル交換のみ 約4.0L
(B)オイルとフィルター同時交換 約4.2L
2.使用オイル
(A)SUBARU MOTOR OIL SM 5W-30
(B)SUBARU Castrol SLX Professional SM 5W-40
(C)SUBARU elf レ・プレイアード SM 10W-50
(D)SUBARU FREEDOM 10W-50
3.交換時期
10,000 kmごと,または12か月ごと(どちらか早いほうで実施)
4.オイルフィルター 純正オイルフィルター
(A)交換時期 10,000 kmごと
・エンジンオイルと一緒に交換することをお奨めします。

エンジンオイル消費量は新車時から数千km走行すると安定しはじめます。また,厳しい運転条件(悪路,山道,登降坂路,交差点などでの急加減速の繰り返し,またはエンジンの高回転使用頻度が高いなど)での走行時は,通常に比べてエンジンオイルの消費が早くなることがあります。このような使用の頻度が高い場合,1,000km走行あたり 0.5L~1.0L 消費する場合があります。早めの点検・補充をお奨めします。

1の量は,当然多すぎても少なすぎても問題です(経験的には少ない状態の方が問題)し,上記には,走行状況(厳しい運転条件)によっては,「オイルの消費が早くなる」と書かれていますので,定期的にレベルゲージで確認する必要があります(こんなことを書いていますが,実は面倒くさくてなかなか実行出来ません)。

3をみますと,「10,000kmごと,または12か月ごと(どちらか早い方で実施)」と書かれていますね。
距離の管理さえしていれば,交換時期が分かります。
ここで注意して頂きたいのは,10,000kmを走っていなくても,「12か月で交換する必要がある」ことです。

走行距離には注意を払うのですが,「期間」を見落としがちになります。
特にサンデードライバーの方は,通勤使用ではないために距離を走りませんが,「交換期間」を過ぎてしまうので注意が必要です。

では,「どの様な種類のオイル」がご自身の車種に適合するのか。
これは2の(A)~(D)の4種類であることが分かりますね。

(A)~(D)をコストの安い順番に並べてみましょう。
コストはグレードに比例します。
ご自身の運転状況によっては,それ程コストをかけなくても良い場合があります。
(A)~(D)のコストを楽天で検索しますと,4L換算では,
(A)約2,700円
(B)約5,600円
(C)約7,200円
(D)約1,500円
となっています(最安値を検索した訳ではありません)。
Legacy は,1回4L使用しますので,その差は最大で5,700円もあります。
せめて,「交換する距離・期間」及び「オイル銘柄」くらいは決めておいては如何でしょうか。

私の友人が,ターボ車のオイル交換をディーラー任せにしていて,交換費用が安いので喜んでいたところ,タービンからオイル漏れを起こしてしまったと嘆いていました。
タービンの交換や修理は高くつきますので,どうしようかと悩んでいました(修理するしかないのですが,見積をもらってその値段に驚いた)。こんな場合,クレーム処理で保証してくれるのかは,確認していないようですが,どちらにせよ不愉快なことに変わりはありません。

長年面倒見て頂いている K さんは,オイルは5,000km 毎,フィルターは10,000km 毎の交換を推奨されていて(サービスデータとは異なりますが),私もずっとそうしてきましたので,そのサイクルでお願いしています。
オイルは,ターボ車とNA車では異なるようでした。

流行のハイブリッド車も,オイルにはシビアですから注意(粘度)が必要と思います。
車種によっては,「指定オイルを交換することが燃費維持の条件です」と言われる場合もあるようです。
何故ならば,オイルの粘度によってフリクションロス(摩擦抵抗)」が異なるので,0.1km/l の競争を繰り広げているメーカーは,相当シビアな管理の下で燃費向上を図っています。

なので,「燃費マイスター」となるためには,それ相応の条件が伴うようです。
「お任せ」もいいのですが,上記でもお分かりのように,1回当たりのコスト差も馬鹿になりません。

折角,省エネ走行しても,オイル交換で飛んでしまうようでは,情けないものです。
もし,ハイブリッド車やエコーカーへの買い換えをお考えの場合,エンジンオイルなどのメンテナンス費用をどのくらい見込めばよいのか,是非,ディーラーの方にお尋ね下さい。

燃費のみならず,車にかける全ての費用の低減が,真のエコではないかと考えています。
私は,その点で及第生とはいえず,時代に逆行している馬鹿者かも知れません。

私は,ベースになるオイルには余りお金をかけずに,独自に添加剤を作っています。
この製品にであったのは,約25年前でした。
最初はディーラーにお願いしていたのですが,当時のディーラーは敷居が高く,又,純正オイルを使用して頂くのはいいのですが,結構な値段がしました。

どうにも財布に厳しいので,いっそ DIY にチャレンジしようと思って,ホームセンターに足を運びました。
そこで,直輸入(英語しか書いてない)の Castrol や Valvoline のオイルを買ってきては交換していました(何故かこれがえらく安価でした)。

幸い,行きつけのスタンドが廃油を引き受けてくれましたので,ラッキーでした(知人が店員なので融通が利いた。S 君のスタンドは灯油などでもお世話になっています)。
こんなことをやっている頃にメンテナンス雑誌を買い始めて,そこに広告を出されていたのです。
その広告を見て,通販で購入したのが最初です。

「パリ・ダカールラリーの出場車にも製品を提供」と書かれていたと記憶しますが,当時は,「パリ・ダカールラリーって何?」状態でした。
元来,新しモノ好きな私の性格もあって(女房は旧くなりましたが。女房のメンテナンスも忘れずにしましょう。私は最低週1回は必ずしています。こっちも気持ちいいし),早速規定量を添加しますと,エンジン音が静かになるじゃあないですか。

おまけにエンジンも軽いし(女房もメンテナンスの翌日は機嫌もいいし,私のピストンの劣化防止にもなります)。
それ以来,欠かさず添加しています。
約25年間で購入履歴は3回に過ぎません
抜群のコストパフォーマンスといえます。

このサイトでは省燃費グッズ(サイトの趣旨からすれば当然ですが)として位置づけられていますが,私自身は「エンジン保護」の目的が大きいですね。

職場の後輩が MG に乗っていて,オイルの温度が上がりすぎるので心配だという相談を受けたので,この製品を勧めた結果,油温が以前よりも下がったといって喜んでいました。
件の彼は,東急ハンズで購入して,早速添加してもらいに行き,整備士の方が頭をひねるのにもかまわず,無理矢理添加してもらい,公休日に報告に行くと驚いていたと笑っていました。

そこで,興に乗って,後述のディファレンシャルオイルにも添加してもらったそうです。
発売元には失礼ですが,地味な製品なので,友人などにたまに紹介するのですが,殆ど興味を示してくれませんが,私も自分のしていることを身近な人物に評価されたのは初めてでしたので,喜びもひとしおでした。
この製品のおかげで,2台の Chaser で合計約37万kmを走行しましたが,エンジントラブルに見舞われたことはありませんし,燃費の悪化も殆どありませんでした。
特に先の Chaser(6代目)は,20万km余りを走っていながら,電気系統の強化もあってか約10.5km付近を維持し続けていました。
K さんには添加剤のことは申し上げていないのですが,いつまでも調子がいいので,感心されていました。

早いものでは,5万km走行くらいからエンジンオイルが漏れてくるケースがあるそうです。彼曰く,「エンジンオイルだけはきっちり交換して欲しい」とのことです。

よくいわれるのは,新しいうちは燃費はそこそなんだけど,旧くなるとおちてくるということです。
私の経験からすれば,これは事実を必ずしも言い当てていないと思います。
勿論,機械ですから経年劣化は生じます。

しかし,有効な対策を講じることによって,それに近いコンディションを維持することは可能と思います。
PC でも,ドライバーの更新やデフラグを行うことで,パフォーマンスが向上しますよね。
又,FAN の埃をはらってやると,CPU の温度が下がり,熱暴走を防止できます。
車もそれと同じ事だと思うのです。

不景気が続いていて,車の所有年数が長くなっているようです。
時代の要請もあり,省エネ車に人気が出るのは当然のことです。
このような時こそ,少ない出費で,大きなトラブルを防止することが大切と考えるのですが,如何でしょうか。

ディファレンシャルオイル

同じく1,2が転記。
1.フロント
(A)使用オイル スバルギヤオイルエクストラS 75W-90(GL-5相当)
(B)規定量 約1.4L
(C)交換時期 40,000kmごと
2.リヤ
(A)使用オイル スバルギヤオイルエクストラS 75W-90(GL-5相当)
(B)規定量 約0.8L
・量の判定基準 フィラープラグ穴下端より0~-5mm間にあること
(C)交換時期 40,000kmごと

よく考えてみると,4WD だからディファレンシャルが2つあるのですね。
一瞬誤植かと錯覚しましたよ(まさかね)。

私は,前項の MG の後輩君のように,ディファレンシャルにまで添加していません。
今回は,20,000kmで一度交換し,以後サービスデータ通りに計画しています。

話は横道にそれますが,JEEP を買った時,Maintenance Note がグローブボックスにさり気なく入っていました(代理店も教えてくれなかった)ので,苦手な英語と格闘しながら読んだ覚えがあります。

驚かされたのは,走行距離に応じたメンテナンス内容がびっしり書かれていたことです。
エンジンオイルは当然のこと,部品交換の方法までイラストで掲載されていました。
そのイラストを眺めているだけでも楽しかったことを思い出します。さすが,DIY の本家と恐れ入った次第です(米国には法定車検制度はないのだろうか)。

閑話休題。

車検毎で充分ではないかと思いますが,時々下まわりりを見て,オイル漏れだけは目視点検することは必要でしょう。
若しくは,エンジンオイル交換の際にお願いしておけば一石二鳥です(もし漏れていたら大変ですが)。

CVT フルード

1~3が転記。
1.使用オイル スバルCVTフルードリニアトロニック用
2.規定量 約12.5L
3交換時期 別冊の「メンテナンスノート」をご覧ください

AT オイルは交換の必要がありますので,当然 CVT フルードも交換が必要だろうと考え,「メンテナンスノート」を読みましたが,具体的な明記はありません。
早速,K さんに相談させて頂いたところ,SUBARU に問い合わせた結果,「基本的には無交換」との回答だったと教えて頂きました。

K さんのところでも,最近の車は,AT オイルが無交換の仕様になっているとのことで,メーカーに理由を問い合わせた結果,ディーラー以外で交換して,作動不良で持ち込まれるケースが増加しているとのこと。
AT の修理費用は高くつきますので,既存の車で交換の際は,ディーラーに持ってきて欲しいとのことでした。

今までは,他所で交換され,作動不良を起こした車でも,出来るだけクレーム対応してきたようですが,今後は困難ですと言われてました。
私は,幸い,専ら K さんにお願いしておりましたので,この様なことはなかったですが,AT のオイル交換は非常にシビアで,埃が少しでも混入すると,動作不良を起こしかねないので注意が必要になると教えて頂きました。
クリーンな状態で交換するには,それなりの設備が要りますので,設置されている所でないと,いくら奨められても止めた方が無難であるとのことです。

このことで気づいたのですが,サービスデータには,AT の場合,トランスミッション「オイル」と表記されていますが,CVT の場合には,トランスミッション「フルード」と表記され,表現が異なっています。
AT の場合は,40,000km毎の交換が指定されています。この表現の相違が,先の回答かも知れません。

又,同じ CVT でも交換が必要な車種もあるようですので,CVT 車の方は,一度マニュアルでご確認下さい。
AT 車は,変速ショックが大きくなった場合は,交換しておかないとヤバイと思います。

但し,10万km前後無交換のまま走行している場合は,交換することで,却って調子が悪くなったり,最悪の場合,載せ替えになる可能性があるので注意が必要です。
AT や CVT の載せ替えとなると,目が飛び出るほどの費用がかかります。
オイル+工賃=10,000円以下ですし,しかも,40,000kmに1回程度ですから,是非やっておきましょう。

暖機運転

皆さんは,暖機運転をされますか。
省燃費の観点からいけば,無駄なことのようですが,私は行います。
Legacy には平均燃費計があるので,少し実験したのですが,全く変わりませんでした(小数点第1位まで表示されますが,その数字の変化もありません)。
塵も積もれば何とか,という諺がありますが,反面,駆動系のトラブルの防止には,暖機運転は有効と思います。
ものの本によりますと,すべからく機械というものは,適切な作動状況で性能を発揮するように組み立てられているとのこと。
暖機できない場合でも,水温計が通常温度をさす(又は青いランプが消える)程度までは,急加速などは避けた方が無難と思います。

これから,もし中古車(幸い女房は新車でした)を購入される方は,必ず「整備手帳」と「エンジンルーム」を確認しましょう。
これを見るだけで,前オーナーの車の取扱が分かります。

敢えて申し上げれば,ご自分がいくら気に入っても,最低「整備状況」が杜撰な車には手を出さないことをお勧めします(整備手帳がないものは論外)。
そこその距離を走り込んだ車であるほど,メンテナンス不良の結果が出てきます。
売り手は,外装や内装を綺麗には出来ますが,整備状況まではごまかせません。
ですので,購入後に調子が悪くなって,多額の出費を強いられないためにも,是非確認をお勧めします。

「そんなの見ても分からない」と言われる方は,車に詳しい友人を同伴して確認してもらうこともいいのではないでしょうか。
昔は,中古車を買う時は,「車を知ってるヤツを連れて行け」というのが常識でした。
何故ならば,新車はメーカーが出荷基準を決めて,その基準に合致しない限り市場には出ませんが,中古車は,その基準がないので,自らが基準を決めておかなければなりません。

繰り返しますが,車は走ってナンボ(女房も乗ってナンボ)の道具(ではありませんが)です。
道具(女房)の機関の整備状況が悪い車は,いくら綺麗でも長持ちしないと思います。
そして,そのツケを払うのはあなたしかいません(車も女房も「性能」が命です。その証拠にイヤになると他のものが欲しくなる)。

ここからは,外装や内装の手入れになります。ある種シュミの領域であるとご理解下さい。
極端にいえば,Machine が正常作動している限り,特段の必要性はありません。
ですから,可能な限り投資対効果の高い方法に特化して考えてきました。

ある著名な経済評論家は,税金やランニングコストなどを含め,自動車を最も投資対効果の少ない「物品」と批評しているくらいです。
しかし,ここまで突きはなされると,「車好き」を自称する者にとっては寂しいものがありますが。
この意味からすれば,若い方の車離れは,経済的には合理性があるかも知れませんね。

私の長女なんかは,就職祝いを兼ねて,通勤車(中古車)を買ってやったのですが,あちこちぶつけたのを修理しようともしませんし,洗車など論外です。
「恥ずかしいじゃないか」と言っても,「走るからいい」と言って耳を傾けようとしません。
車検の際も,整備工場の方に,「直さないでいいです」と言っていました(いいのかホントに)。
先日も,帰宅途中,警察の検問で止められた時,事故車(ひき逃げ?)と間違えられて,所轄署に照会までされたと笑っていました(笑ってる場合か)。

ここまで剛の者になると,呆れ返って手をつける気もなくなりました(オカンはオカンで何も言わないし,終いに整備不良で捕まっても知らないゾ。)。

塗装の保護

これは,新車購入時に,ディーラーから特殊加工(ポリマー加工等)を奨められることが多いようですね。
しかし,値段が高いのよね(5万円くらい?)。

自分の価値観からすれば,前項までのように,メカニカルな部分に投資します。
皮肉をいうようですが,見てくれは「車の機能」に何の付加価値も与えませんから。
まぁ,リセールバリューは違うと思いますけど(乗り潰す考えの私には何の意味もありません)。

用意するものは,下記の2つです。
1.Auri Gold Polymer Auto Polish
2.マイクロフロン(エンジンオイル用を流用)

この2つを使えば,塗装のくすみや水垢などは充分防ぐ(ついても水洗いで簡単に落とせます)ことが出来ます。
一種の車のテフロン加工ですね。

どちらの製品も古くからあります。1は,確か「Polymer 加工」製品の走りではなかったかと記憶します。
旧い製品なので,もう販売されていないだろうと思って,半分諦めつつ検索すると,何となんとまだ販売されているじゃあないですか。
しかも,1,000円以下です(最安値で580円!)。

この製品を見つけるまでは,色んなものに手を出しましたが,五十歩百歩でした。
現在は,もっとよい製品が出ていると思いますが,これ以上投資する気はありませんので分かりません。
ただ一つちょっかいを出した製品がありますが,それについては後述します。

液体ですので,これに2を2g混ぜてよく振るだけです。
出費は,1(約1,000円)+2(約70円)=約1,070円でおしまい。
冗談のような値段ですね。

後は,普通に WAX をかける要領で作業すれば完了です(ボディに少々水が残っていても施行できます)。
ウレタンバンパーも OK です。
撥水効果は,最低3ヶ月は持続しますし,水垢がつけば,「雨の日」に傘をさしながら拭き取れば,水道代も要らないし,究極の ECO(Ecology and Economy )になります。

Chaser は,2台とも屋外駐車でしたが,これで充分でした。
そりゃあ,目をさらのようにして点検すれば,粗は見えてくるでしょうが,「綺麗」という基準をどこにおくのかの問題だけです。
年4回施行するとしても,最低3年以上はあります。

Chaser と異なるのは,Legacy は初めての濃色系(黒)であること。
このあたりの違いについては,これから実証していくつもりです。

正直言って,この歳になって,洗車や WAX に時間をかけると,腰は痛くなるし,面倒くさいんですよ。
水道水を使いすぎると家内の角が出るし。

ですから,短時間で自分にとって最大の効果を上げることだけを考えています(自分の人件費も費用のうちですから)。
尚,シャンプーは,家庭用の中性洗剤を使用しています。
ただ,スタンドの機械洗車は行いません(娘はそれすらもお金がもったいないと言ってしません)。

機能的にいえば,塗装の保護は,最低防錆機能を満たしていればいいと思います。
こう書いてしまうと,「味も素っ気もないじゃないか」とお叱りを受けそうですが,「綺麗」の基準は,人それぞれで異なりますので,どれが標準というものはないと考えています。
ただ,一方では上述の評論家のような考え方もあることを知っておくことは大切ではないでしょうか。

塗装以外の外装

タイヤ

機能的には,適正な空気圧の管理と摩耗の確認に尽きます。
それ以外には,サイドウォールを綺麗にすることくらいでしょうか。
昔は,タイヤクリーナーなどを使って一所懸命磨いていましたが,アホらしくなって止めました。

ホイール

洗車時に洗うだけで,それ以外何もしていません。

ヘッドライト・リヤランプ

デザインの自由度と軽量化のためか,プラスチックのライトカバーが殆どですね。
長年使用すると,くすみが出てきますね。
特に,上部にくすみが出てくると,ライトの照射範囲が変わってきます。

クリーナーが販売されているようですが,決定打とはなっていないようです。
私の秘策は,ブリスです。

サイトの説明を転載すれば,「シリコンフッ素系コーポリマーにガラス繊維素・セルロース繊維素を常温エマルジョン重合可能にしたダブルコート製品」となっています(難しい説明でよく分かりませんが)。

元来は,塗装の保護製品( WAX ではありません)ですが,私は用途外使用しています(従たる目的としてサイトに書かれていますが)。
それは,プラスチック製品等(極端にいえば,滑ることが問題にならない製品)に少量塗布することです。
表面がツルツルになり,防汚対策になります。

一例を挙げれば,ノートPCや携帯電話の液晶画面があります。
これを極少量柔らかい布につけて磨いてやると,埃は元より指紋をつけられても,濡れたティッシュで拭けば元通りの綺麗さになります。
もっと言えば(ここまで来れば人柱の世界ですが),眼鏡のプラスチックレンズにも有効です(勿論フレームにも)。

少々の水(雨や汗)は弾きますし,汚れたら台所にある中性洗剤で優しく洗ってやれば綺麗なモンです。
この事実を知ってから,新しく買ったものには大抵塗布しています。
全く本題と違う方向にいってしまいましたが,1本当たりの値段は少々高いですが,5年以上使用してまだ1/3以上残っています。
欠点は,汚れたまま塗布すると,汚れまで閉じ込めてしまうことです(その際は落としてやればよい)。

なので,新品以外の場合は,充分綺麗にしてから塗布するのがコツです。
施工する場合は,「指紋」に注意しなければなりませんので(素手でやると指紋痕を閉じ込める。尤も自分の証明は出来ますが),私は軍手を履いています。
プラスチックだけではなく,アルミ・鉄製品も有効です。
繰り返しますが,新品の時に塗布してやると,静電気もおきないし,表面が滑らかなので特に埃がつかないです。

スプレー式になっていて,使用量もワンプッシュかツーワンプッシュで充分塗布できます。
寧ろ,多すぎると拭きムラが出来てしまいます。
車の塗装と違って,雨風や温度変化の影響を受けにくいものであれば,一度きりで充分でしょう。
そうそう,時計のスチールベルトやガラスは,本当に綺麗なままで使えますよ。
ピカピカに光る訳ではないので,一見施行されているかどうかは本人以外に分かりません。

ガラス(フロント・サイド・リヤ)

ガラスを綺麗にするのは実は難しいのです。
大掃除の時など,大きな窓ガラスを一点の曇りもなく綺麗にするのは困難と思われませんか。
家内は,ガラスクリーナーを買ってきてやっていますが,案外拭きムラが残ってしまいます。

大学時代に,ビルメンテのアルバイトをしたことがあって,床のワックスがけや窓ガラスの清掃をやりました。
床は剥離剤を使ってワックスを取れば元通りになります。
窓ガラスは,水を含ませたモップでガラスを拭き,スクイジーという道具を使うだけのシンプルな作業です。
何のクリーナーも使用しませんでしたので驚きました。
しかし,これは慣れないと綺麗に出来なかったです。

車に戻って,ホームセンターにある製品で充分と思います。
但し,拭きムラに注意です。
寧ろ,水で濡らした部分を,綺麗なタオルを何枚か用意して,それで拭きあげる方がコストもかかりません。
又,撥水加工をしておけば,サイドは雨天時にミラーが見やすくて便利です。

一度,とても綺麗にしている車が前を走っていたので,「よく手入れしてるな」と感心していますと,窓からタバコを投げ捨てたので驚いたことがあります。
こんな方は自分のことにしか関心がないのですね。
どうせ綺麗にするなら,「環境」にも配慮して欲しいものです。

内装

シート

これについては,「Legacy B4 My Option-1」の「1.防汚(防水)処理」の項で記述済です。
これ以外には何もしていません。

ダッシュボードとドアの内張

フロントのダッシュボードは,塗装以外では,最も温度変化と太陽光線にさらされている部分だと思います。
手入れしないでおくと,ヒビ割れをおこしてしまう場合があります。所謂,硬化現象という訳ですね。
私は,専らアーマオールを愛用しています。
これも旧い製品ですが,ゴム(ブッシュ)の保護にも役立ちますので,これ以外は使用していません。

ホームセンターで,300mlが500円くらいでしょうか。頻繁に使わないので,2年は持ちますね。
特に,ダッシュボードがソフトパッドの様に柔らかい材質のものでしたら,是非お勧めします。
又,ドア周りのゴムやトランクの防水ゴムの劣化防止にも効果的ですので,Legacy の場合,そちらの用途が大きいです。

フロント・リヤガラスとボディの間の防水ゴムは,気をつけなければ汚れと熱で硬化してしまうのが早いです。
この部分には,汚れを落としてから,少し多めに塗り込みます。
ゴムといえばタイヤですが,勿論OKです(私はしていませんが)。

ボディ周りのゴムの劣化は,振動や騒音が大きくなったりしますし,交換は大きな出費を伴うので,こまめにチェックされることをお勧めします。
NAVI を収納している部分やカップホルダー,ステアリング周りはプラスチックですので,ブリスを使えば,埃もつかないし,ジュースなどをこぼしても濡れタオルで拭けば綺麗になります。

何でも同じなのですが,最初が肝心と思います。
最初にどうするかを決めておき,手垢や埃などがつく前に,加工(処理)をしておけば,いつまでも綺麗に使用できますし,手入れも簡単で済みます(何より人件費が安く済む)。

My Option でご紹介したものを含め,私が長年愛用してきたものばかりです。
色んなものに手を出してきましたが,結局,上記の製品で,大抵のメンテナンスは出来てしまいます。
しかも,消耗品とはいえ,長持ちするものばかりですから,コストパフォーマンスも悪くありません。

おまけに,主用途以外にも使えますので,文字通り「使い回し」の出来る製品です。
若い頃から車いじりは好きでしたら,面白いものがあれば試してきました。
こんな私の約?十年のカーライフの中で,小さな実験を重ねながら生き残ってきた製品ばかりであると思います。

こんなに多くの種類が必要なのかと思われる方やたったこれだけと感じた方もおありでしょう。
初期投資で10年余り使用できる消耗品はそんなに存在しません。
何故なら,製造元はそれでは余り商売にならないからです。

ある食品メーカーが,香辛料か何かの売れ行きが落ちた時,売上向上の会議をしていた時のことです。
その製品は瓶に入っていて,振って使用するのですが,さてどの様な解決方法を取ったと思われますか。

香辛料が出る穴を1mm大きくしたのです。
たった1mmじゃないかと思わないで下さい。
1mm大きくすることによって,一振りで出る量が増えますよね。

前の製品の平均使用期間が2ヶ月として,新製品の場合,1.7ヶ月になると0.3ヶ月短くなり,その製品を購入するサイクルの短縮になるのです。
即ち,中味の改良や広告を大々的にするのではなく,製品を使用するもの自体に変更を加えてしまったのです。
この発案をしたのは,若い女子社員であることを知って,私はショックを受けました。

何と柔らかな思考の持ち主か。既成概念にとらわれない柔軟性に甲を脱いだ思いでした。
何故この様なことを書いたかと言えば,通常使用方法が書かれていますが,それ以外に使用することは出来ないかと考えるヒントになるのです。
上記で言えば,「ブリスエックス」がそれに該当しますね。
結局私は,塗装の保護以外に使用することによって使用量が減るとともに,購入サイクルが長くなり,多用途的に使用できるようになりました。>

私流のメンテナンスを紹介させて頂きましたが,もっとコストパフォーマンスが高く,多用途的に使用可能なものは沢山あると思います。
その様な中のほんの一例に過ぎませんが,参考になれば有り難く思います。
最後に,何よりも「人件費」もコストに加えることを忘れないで下さい(自分は暇な時しかやらないとか,時間が余っているという問題ではありません)。
道具は,「短時間」で「最大の効果」をあげられるものでなければ意味がないと思います。
何しろ,自分の有限な時間を投資するのですから。

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