End Of Legacy and CX-5 Come

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Legacy との Car Life を堪能していた私に,またもや立ちはだかったものがありました。
そうです,先代の Chaser を壊した鹿さんです。
11月5日の帰宅途中,鹿さんの飛び出しによって,あえなく Legacy は逝ってしまいました。

今回の衝突は,Chaser と違って,フロントの左側とあたってしまいました。
しかし,ヘッドライト,左前フェンダー,ボンネット,フロントバンパーは大破し,おそらくシャシーまで影響がありそうでした。

翌日,メンテを依頼しているディーラーにお電話して,引き上げをお願いし,修理について相談しましたが,パーツの交換等で見た目は綺麗になるが,シャシーの影響は,元通りになる可能性は低いとのことでした。

なので,修理は一旦諦め,何とか方法はないものかと相談したところ,現行でひきとってくれる業者さんに連絡してくれるとのこと。
お電話があり,そこそこの値段が出ました。勿論,修理等は一切なしです。
まぁ,まだ車が新しいので,修理をして中古車として売りに出すのでしょうか。

Legacy とは,約2年余りのお付き合いでしたが,いい想い出が出来ました。
こんなに車に夢中になったのは久しぶりでしたし,その思い入れもあって,アフターパーツに結構なお金を使いました。
でも,これは自分の楽しみに対する投資でしたから,惜しいとは思っていません。
寧ろ,ハイブリッドばかりの時代に,車本来の面白さを追求しているメーカーの車に出会えたのは幸せだったと思います。

ただ,どうしても馴染めなかったのが,CVT です。
省エネには最高のミッションで,電子ディバイスで色んなアレンジが出来るので,メーカーにとってはいいのでしょうが,メリハリのない変速には,どうしても馴染めなかったですね。
それと,トヨタ86や BRZ なんかでも言われていますが,エンジンが意外に熱に弱いこと。
夏場は,省エネのためにエアコンを切って走ると,電動ファンが回らない時があるので,どうしてもエンジンに熱がこもる傾向を感じました(パワーダウンを感じる)。

しかし,スバルの AWD は素晴らしいの一語に尽きます。
スタッドレスさえ履けば,凍結路も滑ることはありません。というか,滑るのをうまく制御してくれます。

Legacy の終焉が余りにも唐突だったため,中途半端な感じがしますので,簡単に纏めておきたいと思います。

総括

各所で記していますが,とてもよい車であると思います。
社風からか,「走り」にウエイトをおいた車作りが徹底しています。
その為,内装などは今ひとつといっていいでしょう。

しかし,そもそも車作りの目的が異なるのですから,そんなところに期待するならば,TOYOTA を買えばよいと思います。
TOYOTA は,プラットフォームの共有が激しく,そのコストを抑える代わりに,内装や外装にコストをかけています。
その方が,ユーザーにアピールできますから。反面,車本来の価値観をもつ欧州の人たちには弱いのも事実でしょう。

アフターパーツ

ショックアブソーバー

今回はダウンサスにしましたが,距離を走り込んでいくと,車体に対する突き上げが目立ち,乗り心地が固くなってきて,不快な感じも増えてきました。
シャシーが長年の使用に耐えないのは,無理がないと思います。
その証拠に,マイナーチェンジした Legacy は,各所を補強して,強度を上げています。

リジッドカラー

これは,車体の弱さを補いたいと思って取りつけましたが,車体に対する振動が多くなったことも事実です。
このパーツは,オリジナルの足まわりを前提として考えた方がいいのではないでしょうか。
ごく普通に走るには,特段必要ありません。

リヤのロアアーム

これは,最も効果的でした。
ショックを変えたために,特にリヤが「ハ」の字をかいてしまい,タイヤの内減りが発生しましたが,この部品のおかげか,タイヤを交換してからは,一切発生していません。
このことが分かっていたのか,マイナーチェンジで,同様のパーツをつけてきましたね。

オイル添加剤(パワーハウス・アクセル)

これは,約20年前から使用しているもので,今まで一度もトラブルに見舞われたことがなく,安心して使用できます。
以前にも記したかも知れませんが,職場の同僚の MG の空冷エンジンに添加しましたら,オイルの温度が下がったと報告がありました。

燃費を稼ぐために暖機運転を省略している方は,是非,添加されることをお勧めします。
燃費一辺倒の現在においては,この様な黒子が,長距離を走り込むと効いてきます。

コーティング(Auri Gold)

厳密にはポリマーですが,わずか1,000円の投資で,これほどボディを保護してくれる製品はないといっても過言ではないでしょう。
私は,そこにテフロンを混ぜていましたから,さらに硬い皮膜になりました。

大体月2回の洗車(水洗いのみ)の際に使用していました。あとは何もしていません。
最も良いと思ったのは,ブラックにも関わらず,車体の汚れが目立たないことです。
ちょっと浮気して他のものを使ってみたのですが,仕上げは綺麗なものの,雨上がりのボディを見ると,埃がついているのが明らかに分かります(特にサイドのドア部分)。

ケミカル

1.ブリス

これは,元々ボディに艶を与える製品ですが,私は専ら内装のプラスチック部分やナビの液晶パネルに使用していました。
液晶パネルは,手垢が目立つのですが,このおかげで何時までも綺麗なものでした。

ノートPCの液晶パネルにも使用していますが,大変お勧めです。
何といっても埃がこびりつかないので,柔らかい布でさっと拭けば元の綺麗さに戻ります。

2.アーマオール

同じく内装やゴムの部分に使用します。
特に,遮音性を保つためのドア周りのゴムや外周りのゴムに使用すると,劣化防止に効果的です。

平均燃費も約10.5kmを維持しており,4WD の割りには燃費がよかったと思います。
有り難かったのは,少々エンジンを回して走っても,燃費が落ちなかったことです。
休みの日には,再三ドライブに出かけていましたから。

唯,ここ最近,「スポーツする」ことに少々疲れていたのも事実です。
大排気量の車をゆっくりと走らせるようなラグジャリーさとは対極な車ですから,仕事を終えて,帰宅する時には,「ちょっとしんどいな」と思うようになっていました。

それは,車のせいではなく,私が歳をとったせいなのでしょう。
そんな意味もあって,今度は,エンジンを回さなくてもそこそこ走る車に目がいったのではないでしょうか。

ジープ・チェロキーのエンジンは 4L の OHV でした。
今時,OHV と思ったものですが,よく考えてみると,エンジンを回さなくてもトルクが出ていたのですね。
あの頃は,「エンジンは回してなんぼ」と思っていましたから,その意味が理解できていませんでした。

欧州勢は,エンジンをダウンサイジングする代わりに過給器を取付け,低回転域からトルクが出るエンジン特性に変更してきています。
楽しさからいえば,高回転域を使って走る方がいいのは事実ですが,時代がそれを許さなくなってきたのかも知れませんね。
そんな中にあっても,欧州勢は,「車は走ってナンボ」を大切にしているように思います。

翻って,日本勢は,燃費を稼ぐことだけがあらゆることを凌駕し,車の本質から遠いところに向かっているように感じます。
その反動としての内装の豪華さではないでしょうか。
本質の犠牲を最小限にとどめ,且つ,時代性にマッチするような製品作り。
「不易流行」という言葉がありますが,本質と時代性の両立が,何事にも大切なように思っています。

家内や娘にこっぴどく怒られましたが,何とか説き伏せて次の車を探すことにしました。
Key Word は,
(1)SKYACTIV TECHNOLOGY
(2)SKYACTIV-D
(3)SUV
(4)4WD
です。
車好きの方であれば,「ああ,あの車ね」とすぐにピンとこられると思います。
しかし,「新車の納車は2ヵ月待ちじゃないのか」とも。

執念で見つけました。
新車は上記の状況ですので,走行距離8,000km の中古車です。
4WD は,Legacy のようなフルタイムではなく,スタンドバイ4WD です。

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