衝動に駆られて,Lamp の LED 化に取り組むことにしました。
LED 化するのは,以下の Lamp です。
1.Fog Lamp
2.Position Lamp
3.Accessory Lamp
4.Reargate Tail Lamp
5.Stop Lamp
6.Room Lamp Front・Center
7.Back Lamp
この土曜日(2013.04.13)に,久々に DIY で行う予定をしています。
最も難易度の高いのは,1と2のようです。
幸い,取付方法を解説してくれているサイトを見つけましたので,参考にチャレンジしてみます。
万が一駄目だったら,定番のディーラー行きです。
取付写真を拝見していますと,1,2はタイヤハウス内側のマッドガード(タイヤハウス内のインナーパネル)を外さないといけないです。
現車で確認しましたが,タイヤとの間も余りすきまがなく,うまく外してとりつけられるか不安になりました。
こんなことをした経験がありませんので,ちょっとびびっています。
ホームセンターに内張はずしとタイヤハウスのクリップはずしがあったので,無事購入して帰宅。
購入したのは,エーモン工業の下記の製品です。
1.クリップはずし
2.内張はずし
さて,道具も揃ったところで,いよいよ取付ですが,問題は順番です。
即ち,いきなり難易度の高い箇所から始めて自分を追い込むか,低いところから始め逃げを考えるか。
私は,フロント周りから始めることにしました。
アクセサリーランプ交換
ここは,ボンネットを開けて,該当箇所を目視できます。
ここで注意すべきは,ランプに極性があることです。
向きを間違えて差し込むと点灯しません。
左側から開始。交換してから差し込む前に点灯確認。
左はすんなりいきました。
次に右ですが,手が入りづらく,コネクターが見えにくいので,手探りで差し込みました。
ポジションランプ交換
ここで大切なことは,左側を交換する場合,タイヤを右一杯に切って,作業スペースを確保することです(右側の場合は逆)。
そうして,リベットを外していきます。
ここで一つ失敗をしてしまいました。
リベット4個のうち1つが砂を噛んでおり,大変硬かったので,力任せに外しますと,爪が折れてしまいました。
こうなると再利用不可能です。
何でもそうですが,無理にするもんじゃないですね。
実は,こんなに力任せにしなくても,簡単に外せる方法があったのです(後述します)。
次に,バンパー下のネジを3箇所はずします。
ネジは8mmです。
下に潜って作業しますので,ソケットレンチを使用します。
フェンダーのアーチモールを引っぱがし,タイヤハウス内のインナーパネルをめくります。
ところが,ポジションランプのコネクターがよく見えません。
外側からウインカーの上にあるのを確認して,手探りでコネクターを左に回して引き抜きます。
ここでも極性に注意して交換します。
はめる時も手探りですから,うまくいくことを祈りつつ差し込みます。
右に回して固定。
フォグ交換
次はフォグです。
バンパー下部にありますが,コネクターが白いので直ぐ分かりましたが,なかなかはずれません。
引き抜くだけと思っていましたので,一所懸命引っ張りましたが,全く動きません。
どうやらコネクターの真ん中にボタンらしきものが見えましたので,それを押しながら引き抜くとOKでした。
ランプを左に回して引き抜き,LED と交換します。
コネクターが「カチッ」という音がするまで押し込みます。
点灯確認してから,インナーパネルを元に戻し,リベットを差し込みますが入りません。
というのは,傘が開いた感じになっていますので,穴と合わないのでした。
そこで気づいたのが,芯を上にあげるとロック解除のようになって,すんなり入りました。
一旦中に押し込み,その後芯を押すとロック状態になるんですね。
何とか左が終わったので,右側の交換です。
この時,前述の応用で,リベットを抜く前に,マイナスドライバーで芯を上に上げてやれば,簡単にリベットははずれました。
インナーパネルをめくったのはいいのですが,相変わらずポジションランプは手探りで交換。
フォグは,ウォッシャータンクが傍にあって,手が入りづらいです。
おまけに左手でしないと,右手の場合,体をひねった格好になるので,コネクターが非常に見づらいと思います。
幸い,私は左利きですので,手を押し込んでも何とか見えました。
後は,左側と同じ手順で元に戻していきます。
難易度の高い作業をクリアーしましたが,リベットを1個壊しました。
2箇所爪がとんでいますので,差し込んでもスカスカです(涙;
気持ちを落ち着かせるために一服していて,気づいたのが廃車予定のFitの存在。
タイヤハウスを見ると,あるぢぁありませんか,リベットが。
ドライバーで芯を上げ,引き抜いてから差し込むと,何とか格好がつきました。
後は,走行確認の際,落ちてしまうかどうかです。
ここまでの所要時間は,約1.5時間でした。
それにしても,フェンダーのアーチモールを引っぱがすのは勇気が要りました。
結構力を入れないと浮き上がらないので,止めている爪が壊れたらどうしようと思いました。
フロント周りが何とか終わったので,今度はリヤ周りを交換します。
交換写真をお示しできないので,文章ばかりでわかりにくいかもしれませんがご容赦ください。
交換するのは,以下の3つです。
1.テールランプ
2.バックランプ
3.テール&ストップランプ
1および2は,リヤゲート側にあります。
内張は比較的小さいので,一番上まで開けて,下から見上げながら隙間に差し込みますと割合簡単に開きました。
後は,コネクターを外して交換するのみ。
この2つのランプは無極性ですので,しっかりと差し込んでコネクターを元に戻します。
内張の下の爪の部分から差し込めば終了。
3(テール&ストップランプ)は車体側にあって,内張が湾曲しており,しかも少し大きいので,隙間から差し込んで中の爪に当てるのに一苦労しました。
開けた片方を持ちながら,もう一方の爪に当てますと,勢いよく外れました。
この時も,「バキッ」と音がしたので冷やっとしました。
こんなものを壊してしまったら,格好悪くてディーラーに部品の発注をかけられませんものね。
このランプも無極性です。
勿論,どれも点灯確認しています。
いよいよ最後はルームランプの交換です。
フロントは,後ろの方を押すと灯りが点りますね。
ということは,前側が支えになっています。
先ず運転席側からですが,よく見ると,白いカバーの右に少し隙間があります。
隙間の前の方に精密ドライバーを差し込んで,慎重に上げていくと,カバーが浮いてくるので,ゆっくりと取り外します。
ランプを交換するのですが,これは極性がありますので,点灯しない場合は,180度ひっくり返して取り付ければOKです。
助手席側は,カバーの左側に隙間がありますので,上述のようにすれば,取り外せます。
後は,極性に注意して交換すればOK。
最後にセンターランプの交換です。
初めて知ったのですが,センターもフロントと同じ構造になっていて,カバーを押すとランプが点灯します。
隙間は,フロントと同じ側にそれぞれあるので,ゆっくり外して交換します。
これで,何とか全て交換できました。
写真を示せればいいのですが,何せ家族には極秘の作業ですので,家内が買い物に出かけたのを見計らって作業しました。
幸い,本日は天気も良かったおかげで,フロント周り意外は,見えにくいところはありませんでした。
コネクターはきっちりはめ込んだつもりですが,走行して,振動が加わると,甘くなってくるかも知れません。
万が一,点灯しなくなった場合は,再確認しなくちゃいけないので,フロントまわりだけは,そうならないように祈っています。
リベットですが,正式には「プラスティリベット」という名称のようです。
インナーハウスを取り外す作業をされる方は,念のために予備を購入しておかれることをお勧めします。
そうしておけば,私のように壊しても安心ですから。
値段も安いですし。
帰宅時に夜間走行してきましたが,大体印象が掴めましたので,今回LampのLED化を企てた総括を簡単にしておきます。
但し,あくまで現時点(2013.04.13)においての感想であることをご承知おき下さい。
尚,製品は全てピカキュウさんのものですが,製品の性能の善し悪しではなく,私の選択の問題であることをお断りしておきます。
1.Fog Lamp
フォグランプを実用として使うならば,「8000 k」の意味もよく分からず購入したのが誤り。
何度も書いていますように,光軸の加減で全く照射されているのが分かりません。
何処かの掲示板にもありましたが,数字が大きければ「高性能」と思ってしまう無知の結果です。
これは,もうあくまでファッションと割り切った方がいいと思います。
これを「黄色にされている方」もありますが,どうしようかと思案中です(何とかしたいのが本音)。
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2.Accessory・Position Lamp
帰宅途中で一服するダムサイトがあり,真横から見ると,殆ど拡散していませんので,これは正解だったと思います。
正面に照射しているので,以前に記しましたように,ヘッドライトの照射の邪魔をしないので,やはり走りやすくなりましたね。
唯,対抗される方は,正面から照らされるとすれば,やや眩しい可能性があります。
可もなく不可もなしというところ。
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3.Reargate Tail Lamp
4.Tail & Stop Lamp
少しは明るいのでしょうか。ここまで値段の張るものを交換しなくてもと思います。
5.Back Lamp
かなり明るく,バックが楽になりました。が,余りに白すぎて,雨の日などはどうなんでしょうか。
雨天時もOKならば,いいのですが。→OKでした。
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6.Front Room Lamp
7.Center Room Lamp
6,7ともに激しく明るい訳ではありませんが,電球のような色合いではなく,シャープな感じがお好きな方にはお勧めです。
私は,この白の感じが結構気に入りました。
この半ば無謀な企てで,久々にDIYをやってまぁまぁ面白かったです。
タイヤハウスのインナーまでめくり上げて取り付けたのは初めてですが,どれも今のところ支障なく作動しているので,良しとしましょう。
しかし,自分に腹が立つのはフォグランプの選択。
この週末にこれを何とかしないと気がすみません。
上述の方のような裏ワザで Yellow 化するか,Yellow バルブを買って交換するかのどちらかを考えています(私にとって,フォグランプは実用性がないと意味がありませんから)。
又,ウインカーランプがオレンジのままなので,これを「ステルス球」に交換することも考えています。
こうなったら,行き着くところまでやってしまう自分の性格が怖いです。
アホなオッサンの遊びですが,いくつになっても,新しいことに挑戦するのはとても面白いものです。
拙い写真ですが,一応,LED 化の証拠をアップしました。
帰宅途中の休憩場所にて携帯で撮影しました(昨夜デジカメで撮ったものはピンぼけで使い物にならなかった)。
ステルス化
1.フロント(右側)
2.リヤ(右側)
背景の銀色の吸収されてしまい,殆ど分かりません。点灯しているところを撮影するのを忘れていました。
アクセサリー・ポジションランプ
1.遠目(4mくらい)
2.至近距離(1mくらい)
3.右横から
運転席からですとそれ程思わないのですが,正面から見るとかなり明るいですね。
右側は,ポジションランプが殆ど分かりませんね。
テールランプ
ナンバーを隠せなかったので,右側のみですが,やはり純正バルブよりは明るいのでしょうね。
ルームランプ
1.フロント
2.センター
ピントがぼやけていて,うまく写せませんでしたが,写真ほどは明るく感じないです。
フォグランプ
1.至近距離
2.2mくらい
3.5mくらい
フォグランプは,かなり黄色いです。
5mくらいまでは余裕で照射しているようです。
これだったら,光軸調整不要かも。
この姿で出会ったら,はっきりいって「ギョッ」としますね。
ちなみにフロントの写真は,全てヘッドライトは点灯させていません。
リベット
少し見にくいと思いますが,交換したエーモンのリベットです。
以上,簡単に取付報告をさせて頂きました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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