梅雨に入り,災害等も予想されるので,防災アプリを調べてみました。
その一部をご紹介します。
みたチョ 対応:iOS・Android
これは,一般社団法人全国防災共助協会が開発した,災害時に近辺にある避難所を教えてくれるアプリで,電話やインターネット回線が切れても,100 万人が一斉にアプリを利用しても使えるすぐれものです。
災害時は,電話回線が使えなくなることが多々あります。
しかもこのアプリは方向だけで表示してくれるので,道路が寸断されていても,すぐに次のルートを探すことが出来ます。
知らない場所でも、すぐに避難所を見つけ出せます。
災害情報なども簡単に手に入ります。
Fig 1
YouTube でも使用方法が紹介されています。
Myand 対応:Android
Myand は互いのスマホにインストールし,情報の共有を承諾することで相手に連絡しなくても安否確認できるアプリです。
互いのスマホにインストールし,安否確認者として登録しておきます。
安否確認できない状況が続くと、相手にメッセージを自動送信する機能もあります。
これは自分の安否確認できない状況が続いた場合,登録者にメッセージを自動送信できるというもの。
緊急時に備えてメッセージを登録しておけます。
アプリケーションは,初回インストール後,30 日間無料版と有料版があります。
詳細はこちら。
Fig 2
goo 防災アプリ 対応:iOS・Android
goo 防災アプリは,iOS 版と Android 版があり,
1.災害情報や気象警報,注意報をプッシュ通知で受け取れるだけでなく,
2.防災に役立つ地図
3.災害関連ニュース
4.教えてgooの防災カテゴリ情報の閲覧
5.病気や薬の検索
6.J-anpi ~安否情報まとめて検索~への対応
など防災全般をカバーしているのが特徴です。
アプリを使い始めるときに,初期設定として,通知地点3カ所の登録(任意)や,通知して欲しい災害などの選択を行うほか,J-anpi 向けの自分の情報(名前,読み方,住所,固定電話番号,伝言,家族と申し合わせた避難場所)などを設定できます。
「ホーム」は,goo のサイトから情報を表示する「ニュース」「天気・気象」,避難場所や公衆電話等の場所やルートが調べられる「防災マップ」,安否確認ができる「安否登録・検索」,10件まで家族のメールアドレスが登録できる「家族へ連絡」,プッシュ通知設定で指定した地点の防災情報を表示してくれる「Lアラート 防災情報」,各種注意報,警報,震源・震度情報などが並ぶ「i お知らせ」と,いざというときの行動に直結する情報が集められています。
「防災マップ」,避難所,公共施設等のオープンデータ,公衆電話の検索が可能なので,現在地から最短距離の場所を把握できます。
「安否登録・検索」は、J-anpiに有事の際に自分の安否情報を登録・検索できる機能です。
初期設定で「j-anpi」に登録した情報の表示や更新もできます。
伝言内容として「無事です」「被害があります」「自宅にいます」「避難所にいます」「事前に登録した伝言」が用意されているので,いずれかをオンにしておけば,登録も楽に。
Twitterとも連携できるので,いざというときはオンにしておくと,自分の安否をより伝えやすくなります。
i緊急装置 対応:iOS
指定番号にワンタップ連絡できるアプリが「i緊急装置」です。
事前登録した連絡先にワンタップで発信したり,緊急メッセージを送信できます。
このアプリを使えば,連絡にかかる時間を節約可能。連絡にムダな時間はかかりません。
LED や警報音を発する機能も搭載されています。
尚,Fig 3では,LED 点灯が iPhone4のみとなっていますが,それ以降でも可能です。
Fig 3
いざという時のために,インストールしておいてはいかがでしょうか。
(参考)
(1)一般社団法人全国防災共助協会:防災・避難誘導アプリ「みたチョ」とは
(2)安否確認サービス:Myand