前回までは,標準装備やメーカーのオプションを紹介しました。
運転免許を取得してから,新車・中古車あわせて8台の車を乗り継いできました。
今回からは,絶対的な効果を保証できる自信はありませんが,「My Option」と題し,今まで車を購入した際などに行ってきたことを紹介します。
Legacyが初めてのこともあります。
あくまで「経験的にBetterである」ということでご了解下さい。
勿論,どんな行動にも賛否両論はつきものですから,「私にとって」という但し書きがつくこともご承知おき下さい。
又,「こんなこと常識だ」と思われることもあるかも知れませんが,その際はご容赦下さい。
出来るだけ,車種に依存しないことを掲載したいと思います。
一部を除き,全てDIYで可能です。
車のアフターパーツは,オカルトグッズと言われかねないものもあり,後述の中にはその種(私はそう思っていませんが)も出てきます。
防汚(防水)処理
この処理は,本来メンテナンスに属すると思われますが,敢えてOptionのそれも筆頭に持って来た理由は,特別なメカの知識を必要とする訳でもなく,どなたでも簡単に,しかもどこにでも売っているものを使え,定期的にやればメンテナンスになり,1度きりでしたら,Optionと考えて頂ければいいと思ったからです。
用意するものは,防水スプレー5~10本です。
良く晴れた日に,シートとフロア及びトランク内カーペットにたっぷり噴霧してやるだけです。
「防水スプレー」といえば,スキーウェアや傘などの防水に使用するものと思われるでしょうが,意外に(?)汚れ防止効果もあります。
このことに気づいたのは,職場の普段着のブレザーに「防水処理」をしておこうと思って使用したのがきっかけでした。
これがとても正解で,汚れを寄せ付けない効果があることを発見したのです。
そこで,初めて新車(Chaser ターボディーゼル)を購入した際に実行したところ,約8年余り乗っていても,殆ど汚れがつきませんでした。
又,雨天時に服が濡れたまま乗り込んでも,防水処理を施してあるので,一石二鳥でした。
以来,家族の車も含めて,購入した際には必ず行うようにしています。
永久処理ではありませんので,1年に1回,車内の清掃時などに行っていけば,いつまでも綺麗に使用できるのではないでしょうか。
特に,小さなお子様を乗せる方には効果的と思います。
出費は,単価や車の大きさにもよりますが,約2,000円~3,000円。
アクセルペダルの交換
これは,「私にとって」という要素が強いかも知れません。
私には,どの車も標準のアクセルペダルの位置が深すぎ(短足のため?),又,プラスチックのものが取り付けられているので,踏む時の「ダイレクト感」がなく(ふにゃっとした感じ),微妙なアクセルワークが出来ずに困っていました。
そこで,アルミのスポーツペダルをその上に装着したところ,しっかり感があり,ハーフスロットルがすごく楽になりました。
滑り止めの機能もありますので,雨や雪の時は重宝します。
又,ブレーキペダルとの落差が解消されて,右足の反応の機敏性が増します。
メーカーのスポーツバージョンの車種にも標準装備があるので,取り付ける意味はあると思います。
しかし,これは底の厚い靴を履いて運転される方には,それほど効果的ではないかも知れません。
私は,運転の際には,底の薄い靴を履くようにしています。
メリットは,足裏でダイレクトに感じられることです。
「ドライビングシューズ」がなかなかありませんので,気に入った靴を探すのに一苦労しますが。
出費は,ものによりますが,約2,000円~3,500円。
ホーンの交換
これも,「私にとって」という要素が強く,アクセサリーに近いものです。
別に,標準のホーンでもいいのですが,純正の「ビー,ビー」という音色が嫌いなので,つい交換してしまいます(値段も安くなったし)。
様々なメーカーがありますが,私は,「マルコや「ボッシュ」が好みです。
今回は,マルコホーンを取り付けました。
以前は,リレーも必要な場合もあったのですが,今は純正と取り替えるだけで簡単です。
ただ,車種によっては,ボンネットを開けて,手が届く場所になく,他の部品(フロントグリル等)を外さなければならない場合があります。
Legacyも取り外しが必要でしたので,後述の「フレキシブルタワーバー」をディーラーに取り付けてもらう際に,ついでにお願いしました。
勿論,「保安基準適合品」でなければならないのは,いうまでもありません。
ホームセンターでも販売されており,出費は,約2,500円~4,000円。
純正の値段は,10,500円でした(やはり純正はたかいねぇ)。
電気系統強化(と信じる)
俗にオカルトグッズと言われかねないものですので,( )書きをつけました。
これは,前のChaserに初めて装着して,「車が軽くなった感じ」とカーステレオの「音色が変化した(ような気がする)」ので,今回も装着しました。
Chaserは,約10万km走った後に取り付けましたので,余計にそう感じたのかも知れませんが,明確なことは,同じスピードを出す場合でも,以前よりもアクセルを踏み込む量が減ったことと,「音色の変化」でした。
結果,ヒューズとプラグの交換(ディーラーにて)と合わせて,9km~9.5kmの燃費が10km~10.5kmになりました。
このおかげとは言い切れませんが,夏場にエアコンをいれて走っていても,エンジンの重さが解消されたようです。
但し,ヒューズ交換まで行うと結構な出費になります。
私は,無謀にもエンジンルーム及び車内(運転席の下)のヒューズボックスの全てを交換したので,10,000円近くの出費になりました。
もし交換されるならば,ホームセンターで売っているものにして,「接点復活剤」を使用する方がリーズナブルと思います。上記の会社の製品は1,000円以下です。
同種の製品は,値段も様々ですが,今回装着したのは,Chaserと同じもので,嶋田電装のカミナリ(バッテリー直付けタイプ)×2です。
プラグ交換も考えており,マニュアルによれば,NGKのイリジウムプラグが標準でしたのでそのままです。
出費は,単価3,500円×2で7,000円。
Legacyも同様ですが,現在の車は,様々な電子制御によって作動する「ハイテク・マシン」といっても過言ではありません。
その意味では,電気の流れをスムースにすることは,有意義であると思います。
現に,オーディオでも接点復活剤の有効性は常識になっています。
PCでも,特にデスクトップの場合,筐体内を清掃する時に,この接点復活剤は有効です。
6年前の旧PCを清掃して,スイッチオンすると,BIOS画面で止まったことがありました。
そこで,メモリーを抜いて,塗布してやると,見事復活。このPCは,今も現役で活躍しています。
自動車と全く関係ないことを記しましたが,主題は,「如何に電気をスムースに流せるか」ですから,共通性はあると思います。
ヒューズもやろうと思って調べましたが,Chaserとタイプが異なり,同種の製品がないので諦めました。
冷却液強化(と信じる)
本来の用途はエンジンオイル添加剤ですが,発売元によれば,「ウォータポンプマイクロセラ」といい,粉末50gで6,090円ですが,添加するのは,冷却水1リットルに対して 0.5~1g 程度ですので,Legacyの場合,冷却水量が6.5リットルあり,6.5g添加しました。
出費は,約122円/g×6.5gで,約733円。
残りは,エンジンオイル添加剤として使用します。
わざわざこんなことをしなくても,交換していない,冷却水温に問題は生じないという方もおられるでしょうから,これも気持ちの問題にすぎないかも知れません(予防注射と一緒)。
ただ,この発売元は,有名なパリ・ダカールラリーの出場車にも上記製品を提供していることからして,オカルトチックではあってもオカルトではないと思います(人間は,自分の投資したものに効果がないとは信じたくない傾向がありますが)。
最近のクーラントは,環境対策もあって長寿命になっています。
Legacyの場合,「22万km又は11年経過の早い方で交換」と書かれていますので,実質的には無交換ですので,費用対効果の観点からすれば,抜群のコストパフォーマンスといえます。
レーダー探知機(GPS機能つき)
道交法を守って運転していれば,全く不要なものです。
しかし,遠出をする時など高速道路や一般道に備えられている取締り機に捕まりたくないので購入しました(そんなに飛ばしてどうするの)。
以前にも書きましたが,GPS機能つきですので,高速道路の場合,どの高速か,又,制限速度も音声で教えてくれます。
但し,必要条件として,GPSを測位していなければなりません。
測位していなければ,単なる探知機ですが,最低の機能はあります(あるはずです)。
購入の際には,カー用品店に現品を見に行き,ネット検索したところ,約9,000円位値段の開きがあり,ネットで購入。
今回は,前の機種のように,車内をコードを引き回すのが嫌だったので,充電可能なものを探しました。
余計なコードがないので,車内もすっきりし,サンバイザーに取りつければ目立ちません。
ダッシュボードに取りつけている(特に真正面)方がありますが,これは保安基準違反になりますので,車検時には取り外しましょう(車検の際には,必ずKさんに要請されました)。
又,データ更新もメーカーのサイトから可能です。
出費は,機能によって異なりますが,15,000円~25,000円。