CX-5 燃費向上とエンジン保護のために軽油の質(セタン価)をあげよう

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「セタン価」というのはガソリンの「オクタン価」と同じで,軽油はセタン価の度合いの良し悪しが問題になります。
「ディーゼルノック」というのがあり,セタン価の低い軽油は,このノッキンクが起こりやすくなり,最悪の場合エンジンが壊れる可能性があります。

以前にハイオク仕様の車を所有していたことがあり,余りに燃費が悪いので,一度レギュラーを給油し,坂道を登ろうとアクセルを踏み込んだところ,「カリカリ」という激しい音がして驚いたことがあります。
それはエンジンが壊れてしまうのではないかと思うほど激しいものでした。

この経験と軽油の質は必ずしも一定ではない(ひどいところは灯油を混ぜる)と思われるところもあるので,質を担保するために Web サイトで探していたところ,実際に使用されている方の記事を拝見して,すぐに添加剤を注文しました。

以来約8年間使用を継続しています。
最近,YouTube でもこの添加剤に関する動画を見かけるようになりましたが,私は決してマニアックなものではないと認識していました。
また,マツダも純正品として同様の製品を発売したようですが,3,300 円と値段が高いです。

あまりに安い軽油を給油するとこのセタン価が低い場合があり,エンジンにはもちろん,燃費もよくありません。
色々な掲示板を拝見していますと,「煤の問題」が結構あって議論されていますが,使う燃料の質によって与える影響を考慮されていないのは残念に思います。
即ち,燃料の質によって煤の発生量も異なるのではないかということです(燃焼効率が違う)。

私は,行きつけの昭和シェルで給油していますが,特別に問題があったわけではなく,「セタンブースター(下図)」という製品を知ってから,下記にもありますように,1回の添加量がわすが60mlですので,それでセタン価が上がるならばエンジンにもよいと思って使い始めました。

セタンブースター

販売元は,恐らくどの媒体にも宣伝をしておられないようで,前述の Web サイトで知るまで全く知りませんでした。
しかし,下記の説明にもありますように,「大手元売(石油メーカー)に納入するためのもの」ということは業務用の製品ですから信頼がおけると考えました。

添加方法は,50mlのプラスチック注射器にノズルをつけて缶から吸い上げて行っています(下図)。
注射器は元々医療用の使い捨てですが,もちろんその必要性はなく,何回も使用可能です。
ノズルは,ホームセンターで注射器の先端に合うものを探しました。

セタンブースターの特性は,販売元の Web サイトによれば以下のように説明されています。

セタンブースターは,軽油,灯油,A重油,B重油,C重油,ローサル,バイオディーゼルなどのセタン価を向上させるための添加剤です。
本来,この製品は,大手元売(石油メーカー)に納入するためのものですので,信頼性は抜群です。
セタン価が向上すると・・・
★始動性が向上します
セタン価が高いと着火性が向上し,エンジンの掛かりが良く,バッテリーに負担を掛けません。
★パワー,トルクが向上します
最適なタイミングで着火するので,エンジンが性能を存分に発揮。
低年式車は従来のパワーに,新型車はカタログ以上のパワーを出すことも可能。
★ノッキングを抑えます
エンジンにダメージを与えるディーゼルノックを解消し,快適ドライブ。
★燃費を改善します
燃焼効率が良くなるので,アクセルを踏む時間が減り,結果として燃費が良くなります。
★排ガスを浄化します
完全燃焼を促しますので,排ガス中の有害ガスが減少し,黒煙も減ります。
出典:サプライズサプライズ

価格は,4L缶で6,700円(税込み)ですが,1回当たり60ml使用しますので,1.7円/ml × 60ml =102円の投資です。
換言すれば,軽油1L当たり1ml添加すればいいのです。

ちなみに60 mlを添加した場合,セタン価は「3」向上します(下図)。

通常スタンドの軽油は JIS 規格ですので,セタン価を50とした場合,添加剤を加えることで「53」のセタン価になります。
これは,昔あったプレミアム軽油に匹敵するようです。
販売元では1000:1以上添加するように勧めており,CX-5 のタンクは58Lですので,最低58ml添加することになります。

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燃費向上を目的としたわけではありません(最初から入れているので確認できない)が,煤の問題やエンジンの保護等を考えると,安価な投資ではないかと考えています。

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最初の頃は給油毎に60ml添加していたのですが,添加剤の濃度が濃くなるばかりなので,約1年後からは給油した量の1/1000を添加するようにしました。
つまり,最初(満タン)に60mlを添加した場合,添加剤が1/1000の割合で含まれていることになり,消費した量(給油量)に対して1/1000を添加すれば,常に満タンに対して添加剤が1/1000の割合で含まれるという勘定です。

そうしますと大体平均30ml~40mlの使用ですので,更にコスパが上がりました。
今までその計算で添加してきましたが,調子は最初と変わることなく続いています。

燃料添加剤は,ともすればプラセボ効果のようなもので,殆ど変わらないものがありますが,これはセタン価向上の効果もあって,エンジンは実に軽快に吹き上がります。
元々パワフルですが,より一層力強くなった感じがします。

もっとも有り難いのは,ディーゼルノックが一切でないということです。
それは,特に登坂時にアクセルを踏み込んで,エンジンに負荷をかけるとよく分かります(平坦路ではそこまで負荷はかからない)。

また,同じ販売元にディーゼルエンジンの燃焼室を清浄する「ディーゼルウェポン(下図)」という製品があり,私は約4,000km毎(オイル交換前)に約20ml使用しています。

この製品は,Web サイトによりますと,以下の効果があると記載されています。

★清浄作用:燃焼室,インジェクターの汚れを強力にクリーンアップ。
★セタン価:軽油の場合,50リットル当たり,30mlを混ぜると,セタン価が3向上します(データ値)。
★燃焼促進効果:セタン価向上剤を配合しているため,燃焼効率が向上します。
★出力向上:エンジン内部がキレイになることで燃焼効率が改善され,セタン価が向上することでさらにパワーやトルクアップ,燃費向上を実現します。
また,燃焼室のカーボン付着・生成が減少するとエンジンオイルの汚れも減少し,よって磨耗によるオイルあがり(オイル減り)も減少。
★油性を向上:超低硫黄軽油などの,潤滑性が不足しているディーゼル燃料の油性を向上させます。
★サビ止め:燃料経路を防錆します。
★黒煙抑制:燃焼効率が上がることで黒煙の排出・PM粒子の発生を抑え,環境や身体への悪影響を改善します。
★その他:塩素や界面活性剤を含まないので、乳化やゲル化による閉塞やサビのトラブルを防止。
-40℃まで凍結しません。
出典:サプライズサプライズ

値段もわずか2,100円(税込み)で500ml入っているので,1回あたり20ml使用するとして25回使用可能です。
コストも1回あたり2,100÷25=84円ですから,これも最高のコスパです。

わずか20mlですが,これを投入するとエンジン音も静かになり,吹き上がりがよくなって,エンジンが軽くなった感じがします。
インジェクターの目詰まりを防止するものとしては他にもありますが,投資対効果からいってこれに優るものはありませんし,継続すればさらに効果は持続します。

私は,これを知ってから,自動車用品店やホームセンターで販売している同様な製品を買うのがバカらしくなりました。
少々贅沢に使っても,その他の製品より断然格安です。

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最近は運転することが少なくなり,久しぶりに運転したときに車のパワーがないように感じましたので,いよいよエンジンもへたりがきたのかと落胆したのですが,よく考えてみると,2回ほど給油した際に添加するのを忘れており,燃料タンク内の軽油は全く添加剤が含まれていない状態に近いのに気づきました。

それで上述の割合で添加してやると,以前の状態に戻りましたので,改めてセタン価が向上することの意味を経験した次第です。
やはり,パワー感といいますか,アクセルを少し深く踏み込んだときに出てくる力が違うんですね。

ガソリンエンジンに乗っている方であればおわかりになると思いますが,レギュラー仕様のエンジンにハイオクを入れてやるとパワーが出てくる感じが違い,向上剤を添加するとそれと同じことが生じるわけです。

ホームセンターやオートバックスなどにはありませんので,両製品ともに販売元に直接注文しています。
このようにちょっとした投資が快適なカーライフになり,車のメンテにも貢献してくれるとなれば,行わない手はないと思います。

何よりも,自動車用品店などで発売されている添加剤よりも遥かに安価であり,コスパが抜群で継続できるところに魅力があります。
日本人は,メジャーな製品は安全で,マイナーなものは怪しいと考える傾向がありますが,知らないからといって,この製品に関しては完全に誤りであるといってもいいと思います。

紹介されている YouTube の動画では警告灯が点灯したようですが,使用開始以来一度もそのような事態に見舞われたことはありません(最近のマツダはプログラムの警告の閾値を下げており,極めて敏感になっている)。
適切な使用方法さえ間違えなければ,極めて安全な商品と思います。

販売元(サプライズサプライズ):セタンブースターの特徴と効果

★アフターパーツの取付やトラブルなどについてはCX-5 のまとめをご参照下さい。

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