CX-5 高速+夜間走行編

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本日(2012年12月7日)は午後から出張でしたので,帰宅路は自動車専用道路から郊外のワインディング道路を走行しました。
この専用道路は,つづら折りの峠のような道で,インターを降りるまで専ら登り坂です。
大きなS字が続いていると考えて頂ければイメージが湧くでしょうか。

幸い,3車線に改装されているので,輸送トラックが前を塞ぐことがなく,一番右側の追い越し車線を走る限り,スピードを落とさなくてもすみます。
しかし,余り気持ちよく走っていると,後ろから赤色灯を灯した覆面パトカーがその気分を台無しにしてくれるので注意が必要です。

しかも,夜間ですから,車両の特定が出来ません。
昼間であれば,男性の2名乗車で,県内ナンバーの白の「クラウン」に注意していればほぼ間違いはありません。

何故ならば,パトカー仕様とういうのは,今は「クラウン」しかないんですね。
ですので,警察からの発注に応えられるのは TOYOTA しかなく,それで「クラウン」一辺倒になっているのです。
ただ,時々2台が警邏している場合があり,1台を特定したつもりで安心して走行していると,2台目に御用となるケースもあるようですのでご注意を。

さて,本題に戻ります。

この専用道路は,この2年 Legacy で散々走ったので,例の如く Legacy をベンチマークとします。
スピードもLegacyと同様に,時速90km ~ 110km(あくまで瞬間ということで)で巡航してみました。

最初にS字の連続した登りがあるのですが,ロアアームバー(リア)のおかげもあってか,ロールを殆ど感じることなく走れました。
車高が高いので,スピードが出ていると車体が振られるかなぁと思いましたが,難なくクリアしていきます。
相変わらず,ATはキックダウンすることなく,そのままのギヤで加速します。

エンジン回転数も 2,500回転いけばいい方です。
ピーク・トルクを発揮する 2,000回転を中心とした走りを心がけるのが燃費にも良く,快適と思います。

走行感覚としては,ガソリン車と同様ですね。
ガソリン車のように,アクセルを踏み込むとキックダウンしないだけショックもなく余裕を感じます。
さすがの Legacy も登坂時には結構キックダウンしましたから。

ストレートに入っての登坂も同様です。
もう一直線に加速していきます。
「クラウン」がコワイので,時々走行車線に戻って様子を見ます。

肝心のエンジン音は,全く気になりませんし,エンジンの息つく感じもありません。
2,000回転以上では,ツインターボがフル回転してますので,当たり前ともいえますが。
今日は「大雪」とあって,気温が低く,ターボチャージャーにとっては最適の日でしたね(空気の密度が高い)。

ワインディングに入ると,急いで帰宅する車と一種のバトル状態です。
どなたも走り慣れているのか,とても速いです(平均70kmオーバー)。
峠のS字の下りコーナーがあるのですが,ここもロールする感じが薄いです。

少しずつ分かってきたのですが,CX-5 の AT は,下りでブレーキを踏む度にシフトダウンしていくように思います。
ブレーキを踏まずに下っていると,エンジン回転数が上がることが余りありません。
「エンジンブレーキ」が余り効かないというメッセージがありましたが,ブレーキを併用すれば,きちんとシフトダウンしていきます。

しかし,初期ロットのせいか,唐突にエンジン回転数が上がる感じが不愉快に感じられる方もおられるのではないでしょうか。
Legacy の場合は,下り勾配を計算していて,勝手にどんどんシフトダウンしていきますので,パドルシフトで,シフトアップする場面(エンブレのかかりすぎ)も結構ありました。

PC もそうですが,「仕様」という設計者の考え方があるので,不満を言うよりは,「こんなものか」と割り切った方が精神衛生上いいと思います。
どんなものにも一長一短はあるのですから。
感心するのは,CX-5 はセダンではないのに,どんな道でも車体そのものに振動が伝わらないことです。

Legacy よりもボディ剛性が高いです。
Legacy は足回りを強化していたせいもありましたが,結構ボディにきました。

MAZDA の解説よりますと,道はドライでしたから,FF に近い状態で走行していることになりますが,最近のFFは,昔のようにタックインと呼ばれるような特性はなくなっているのでしょうね。
何回もしつこく記しますが,一体いつ 4WD になっているの?,と思います。
いくら引きずり回しても分からないです。
本格的な寒さがやってきて,凍結路や圧雪路を経験して初めて分かるのでしょうか。

ゆったりと走るつもりだったのですが,車に慣れてくるに従い,Legacy のように振り回して走っている自分がいます。
重厚的な走りもこなし,且つ,軽快感を求めていくと,それにも応えてくれるのが面白いところです。
こんな走り方をしていると,心配なのは燃費ですが,今のところ平均13km当たりをうろうろしています。

それよりももっと心配なのがタイヤ。
ちょっと調べてみましたが,何とこの規格のタイヤはまだ市販されていないのです。
謂わば MAZDA の特注です。
交換にはいくらかかるのでしょうか。
そうそう,ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)ですが,早くも500km走行していますが,未だにメッセージが出ません。

マニュアルを読みますと,
1.車速約15km/hで以下で走行し続けている時
2.10分以下の短時間走行の繰り返しやエンジンが暖機できないような走行を繰り返した時
3.長時間アイドリング状態の時
は,排ガスに含まれる PM を自動で除去できないと書いてありますので,私の場合,上記のどれにも該当しないので,自動で除去してくれているのでしょう(と思う)。

以上簡単な記述で申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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