NVIDIA のグラボを使用中の方は,ドライバーに附属してインストールされる GeForce Experience(以下 GFE) の ShadowPlay 機能を使ってゲームなどを録画していることと思います。
私も,GRID Autosport や Project CARS の録画を行っておりました。
ところが,GFE が ver.3x になってから,インタフェースが大きく変更され,ユーザー登録してログインしないと使用できなくなったので,使用を見合わせておりました。
ウェブサイトを拝見していても,使いにくくなったとのご意見もあり,私としては,何故,こんなことに個人情報に近いものを求められるのか合点がいきません。
ver.3x では,ShadowPlay は廃止され,同様の機能が Share という名前に変わっているとのこと。
そこで,ver.3xをアンインストールし,旧バージョン(ver.2x)を使用しておりました。
ドライバーのアップデートの際は,インストール時にカスタムを選択し,GFE のチェックを外しておくことでインストールは回避されます。
2016.11.28 にリリースされた 376.09 を上述の方法でインストールしたところ,GFE のver.2x は一旦インストールでき,各設定も行えるのですが,時間を空けて,PC を使用すると ShadowPlay 機能が使えなくなっています。
おかしいと思ってアイコンをクリックすると,インストーラが立ち上がり,ver.3x のアップデートを求められ,ver.2x は使用不可になっていました。
これまでのドライバーでは OK だったので,戸惑っています。
ShadowPlay 機能を使用されない方やユーザー登録することに抵抗感のない方には,何ら問題とはならないと思いますが,私のような偏屈者には困ったことです。
結論としては,GeForce Experience の使用を諦め,他のアプリを探すしかないと思っています。
このように,利便性の名の下に個人情報をどんどん求められる状況は,如何なものでしょうか。又,ユーザーの自由な権利まで侵襲するのは,ちょっと理解に苦しみます。
この様なことは,利便性とトレード・オフではない筈です。