Legacy B4 My Maintenance-2

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Legacy B4 も購入後約1年2ヵ月余りが経過し,走行距離も35,000kmを超えました。
年末に冬用タイヤに履きかえた時,リヤのタイヤの内減りがひどいのでびっくりしました。
今回,新たな部品を装着するにあたって,点検してもらったところ,ネガティブキャンパーになっていた(?)とのことでした。

ローダウンサスを組んだ影響のようです。
所謂,「ハ」の字状態になっているのですね。
サスの変更がここまで影響するとは知らんかった。
車高を下げる時は要注意です。

取付部品

ところで,今回取りつけた部品は,以下の2つです。

1.クロスメンバカラー
2.ピロボールスタビリンク

あまり聞き慣れないと思いますが,端的に云えば,1はボディ補強,2は車の応答性の向上に寄与する部品です。
しかし,これが高かった。

こんな部品を取りつける必要があるのかといえば,「ない」。
ごく普通に走るには,ノーマルで充分。
しかぁし,弄ぶ面白さを知っている私としては,こえらきれずに購入ボタンを押してしまいました。
詳細は,メーカーさんのホームページでご確認下さい。

Impression

取付後2日を経過しただけですので,First Impression となります。
又,同時に2つの部品を装着したため,個々の Impression ではありません。

ハンドリング

今までも特段の不満はありませんでしたが,更に明確になりました。
具体的には,コーナーの切り始めの曖昧さがなくなり,これまでと同じ感覚で切ると,曲がりすぎるようです。
ステアリングも少し重くなり,直進時は殆ど修正する必要がありません。

ボディ

荒れた舗装路を走ると,ボディ全体への振動がありましたが,それがマイルドになった感じです。
音自体も小さくなり,静粛性も増しています。
エンジンのかけ始めにボディがゆれる感じがなくなりました。

ブレーキ

最もよく分かるのがブレーキの効き具合です。
フロントの沈み(ノーズダイブ)が少なくなって,少し踏むだけで,効きが発生します。
特に,下り坂では鮮明に分かります。

サスペンション

カヤバのサスペンションに交換しているので,元々少し硬いのですが,ボディ全体がしっかりしたので,より締まった感じになりました。
自分にとっては,やや硬すぎる感じです。

今回装着した部品は,値段もそこそこしますし,メジャーではありませんので,私も初めて知った製品です。
私のお勧めは,クロスメンバカラーです。スバル車以外は,「リジッドカラー」と呼ばれる部品です。
はっきり言いまして,こんな部品が20,000円近くもするのか疑問が湧きます。

しかし,その効果ははっきり分かります。特にボディ剛性が上がります。
それが,車体の振動を抑制し,走りや乗り心地にも寄与します。
18インチタイヤを装着した車が多くなりましたが,タイヤのグリップがよくなりすぎて,ボディ剛性が低い車は,ファッション的にはいいのでしょうが,却って乗り心地が悪くなってしまいます。

車を乗り継いできた経験からすれば,原価計算がシビアになっているのか,見てくれはいいのですが,乗った時に「薄っぺらな感じ」が多くなりました。
ミニバンにも乗せてもらいますが,細かなビビリ音や振動が結構あるような気がします。
典型的なボディ剛性不足ですね。
その様な意味では,全く目立たない部品ですが,マフラーやタイヤに投資する前に,装着して損はないものと思います。
所謂,上質な走りを目指すならば,効果大ですね。

ピロボールスタビリンクは,主にハンドリングに貢献してくれる部品ですが,万人向きとはいえません。
面白い部品ではありますが,先にショックアブソーバーを交換した方がいいと思います。
純正部品を返還してもらいましたが,純正の重さに驚きました。

交換部品は軽かったので,純正も余り変わらないだろうと思っていましたので,予想外でした。
その意味では,バネ下重量の軽減になると思います。
どちらの部品の装着も,ホイールアライメント等の調整をしてもらう必要があります。

現在は,冬用タイヤを履いているため,それ程ハイスピードで走る訳ではないので,完全な効果を体験できていないかも知れません。
ここまで車をいじったのは初めてですが,もうこの辺で終わりにしたいと思っています。

気晴らしに,いつものワインディングを走ってきました。往復約1時間,走行距離約60km。
先ず,タイヤが路面をしっかり捉えています。
そのおかげか,Power は変わっていないのに,トラクションの向上があります。

又,コーナーでの車体の傾きも少ないので,進入速度が高くなりましたね。
結局,夏用タイヤと同じ速度で旋回しているのでした。
前述のように下りでのブレーキング性能もいいので,結果的にヒルダウンスピードが上がっています。

30分くらい走ったところにダムがあって,復路はダムサイトの道から山越えの近道をしましたが,低速でもハンドルの切れが良くなったのが分かりました。
途中,舗装が細かく割れた路面を通過しても,ボディへの振動が柔らかい感じがします。

下り坂のゼブラゾーンも,以前でしたらボディ全体が揺れるような不快さがありましたが,振動が吸収されているのか,「ガタガタ」という感じがありませんね。
走行していて,内装のビビリや細かな振動が気になる方は,リジカラはお勧めです。
低速で硬く感じるのは,サスの変更によるもので,これらの部品の装着によるものではありません。

ターボでもないのに,そこまでするか,と思われ方もあると思いますが,昔から,車はボディ剛性やシャシー剛性がエンジン性能を上回っているのが理想ですから,私にとっていい投資だったと思います。
フラットな乗り心地に一歩近づき,スムースな運転が可能になりました。

燃費の悪化は一切ありませんので,ご心配なく。
燃費向上は,スムースな運転に尽きます。
スピードが速いことは,それ程直接的な要因ではありません。
それにしても,リニアトロニックはいいですね。
マニュアルも使えるので,擬似的なシフトダウンが出来て最高です。

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