YouTube は誰が発想したのかわかりませんが,私にとっては大変貴重な情報の収集源になっています。
しかも映像ですので,私のような年寄りには視覚的に情報が得られるのがとてもいい。
歳がいくと,本を読むのはすごく根性がいって,若い時ほど集中力が長続きしませんので,大変ありがたいものになっています。
そして,世界の素晴らしさを味わうことが出来ますし,昔忙しくて見ることが出来なかったドキュメンタリーもアップされていて,自分が生きていた時代がどのようなものであったかを知ることも可能です。
その意味では,YouTube には,過去と現在が同居しています。
私の記事にも YouTube の動画を添付するようにしたのは,文章で読んでいただいたことを見ていただくことによって補強できるのではないかと思ったからです。
逆に,文章を読んでいただいて残った余韻を壊しているのではないかという一抹の不安はあります。
自分の持っている情報をアップすることによって,世界中の誰もがそれにアクセスできる。
この恩恵によって,自分の世界は格段に広がります。
英語が苦手だからといって忌避せずに観ていくとその抵抗感は薄れますし,何となくですが意味もわかります。
この時ほど,若い時に英会話を少しでもマスターしておけばよかったと思うことはありません。
日本の中で生きるには英語は不要と思われるでしょうが,これからの時代はそれを使えるかどうかで人生が決まってしまうことも増えてくるのではないか。
また,少しでも話せることで外国に飛び出していくためのハードルが低くなります。
その意味でも YouTube は英会話のヒアリングのかっこうの材料でもあります。
ただし,情報の中味は玉石混淆ですから,あなたの視点が大変重要になります。
自分を高めてくれる代わりに毒されてしまうこともある。
それをどのように選択していくかがあなたの腕でしょう。
世界の広さを改めて認識し,世界にはとんでもない才能を持った人がいると思った時にはある種の感動があります。
そして,その可能性は自分にもあるのではないかと考えてみるのは大事なことではないでしょうか。
また,それがあなたに新たな動機をもたらすかも知れない。
最近は翻訳機能も付加されているようですから,是非外国のドキュメンタリーなどでその実態を学んで下さい。
多少の誇張はあっても,その中には真実は必ずあると思います。
特に日本に対するドキュメンタリーは,日本のマスコミが決して報道しない真実が含まれている場合があり,貴重な情報にもなり得ます。
自分で情報を取りに行く気持ちさえあれば,YouTube はとても面白い素材だと思います。
テレビの垂れ流しをぼんやりと眺めているよりは,同じ時間でも貴重な体験をした思わせてくれるものがあります。