スーツを買う-5 (日本・仏蘭西編)

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最後は,仏蘭西と恐らく日本の生地であろうと思われる3着である。

Lanvin(ランバン)

Lanvinは1889年パリに創立。1926年,メンズ・ウェア部門を発足とある。
Lanvin の生地を使用したもので,色柄は,濃紺・変化織無地。柄を表現するのは難しいが,シャドーストライプではなく,細かな織りが入っている。
これも,遠目には濃紺無地と映るだろう。
毛99 %カシミヤ1%。秋冬もので生地は厚く,目付もかっちりしている。
いささか無地ばかりでは芸がないと思って購入した。
この冬によく羽織った1着。
これも,Dunhill を買ったお店で見つけた。
このお店は,元々生地製作が本業であるため,派手さはないが,間違いのない服を提供して頂ける。

日本製生地?

生地の出所が書かれていないのが2着ある。

紺無地(春夏)

Zegna の SHANG にであう前のもので,ウール64%,絹36%の混紡生地。
見る方向によっては,色合いが微妙に変化する。
軽くていいのだが,皺になりやすいのが欠点といえば欠点。長時間座っている会議など向きではない。
帰宅してズボンを脱いだ時,皺が結構きつくついているのに驚かされた。
一晩吊しておいたのだが,余り取れない。他のスーツはこうではなかった。
そこで,ハンガースチーマーを購入して,スチームをあてながら伸ばしてやると,そこそこ回復した。
絹特有のさらさらした感じは好きなのだが,こんな苦労もあった。
この生地を企画された方は,一体どんな用途を想像したのだろうか。

チャコールグレー小織無地(秋冬)

Dormeuil を買ったお店で見つけたもの。
これも Lanvin と同じく織りが入っているが,無地の一種と言えるか。
Super100s で,「ハンドメイド」とあり,生地の色からして,地味な感じがするが,着やすい1着。
Lanvin やこのスーツの柄が,自分の許容範囲と分かってきた。
シャドーストライプは,少し合わないような気がしている。

全て2釦,ワンタックパンツ,サイドベンツ。
以上,ここ2年弱で購入したスーツについて記してきたが,矢張り生地には様々な表情があって面白いと思う。
その生地を如何に着こなしていくのかが問題となる。
即ち,自分にふさわしい装いとは何かを知ることが,買い求めたスーツとの対話になるのではないか。

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