超初心者が始める仮想通貨-口座開設と取引方法-

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【超初心者が考えるお金と仮想通貨の未来】で話題の仮想通貨について書きましたが,少しやってみることにしました。

上の記事でも書いたと思いますが,仮想通貨を行うにはある程度の PC のスキルが必須になります。
スマートフォンでも可能でしょうが,やはり PC の方が色々なことが出来ますので,苦手な方も是非挑戦して下さい。
尚,PC について言及していますが,ここでは PC の設定が主な目的ではありませんので,注意事項を記すにとどめていますので,悪しからずご了解下さい。
PC やブラウザの具体的な設定については,下記の関連記事をご参照下さい。

また,この記事はどの仮想通貨がお勧めかを紹介するものではありません。
あくまでも,私の思う基本的な考え方や取引所の口座開設や登録方法の一例を紹介するものであることを申し添えます。

事前準備

何事でもそうですが,最初に自分の考え方を決めているかどうかで,思わぬ事態に陥った時の対処が変わってくるように思います。
長く仕事をしていると,段々分かってくるのですが,出来る人と出来ない人にはそれ程の差があるわけではありません。

しかし,土壇場になった時,その人の持っている奥底の姿勢が現れてしまい,その姿勢の違いがしのげる人と崩れていく人との差になっています。
ですから,以下に記すことは,決して後回しに出来ることではなく,投資活動を行う前に明確に決定しておくべきことだと思っています。

基本原則

仮想通貨を行うにあたっては,自分なりの基本原則を考えておいた方がいいと思います。
仮想通貨市場については,法律の整備もまだまだですので,「生活資金」まで投入するのは,下手をすれば「自殺行為」になりかねません。

また,米国で先物市場も始ったようですから,規模はまだ小さいとはいえ,プロが参入してくると,今までのようには行かないのではないかと考えています。
それだけに,出発に当たって考えておかねばならないこともあろうかと思います。

私は,以下のような原則を考えています。

1.生活資金には手をつけない
2.予算(総額)を決めておく
3.最悪の事態を想定しておく
4.長期保有か短期決戦か
5.交換通貨は自己決定で行う
6.情報源を精査する
7.資金管理方法

生活資金には手をつけない

YouTube の動画やブログを拝見していますと,多くの方が「余剰資金で投資する」ように書かれています。
これは最も大切な助言で,端的に言えば,仮想通貨ごときに人生を賭けることはないということだと思います。
先ずは,自分の本業(仕事)に力を注ぐことが基本で,それを怠ってしまうと,仮想通貨に投資する原資すら生み出せません。

今の生活が苦しいから,そこから抜け出そうと挑戦することはいいのですが,ともすれば余裕を失い,価格の上がり下がりに一喜一憂することになり,周りの情報などに振り回されるだけで,却って冷静な判断を失うと思います。
また,私のような初心者の場合は,経験者の言葉に振り回されてしまい,ますます場の状況を見失うのではないでしょうか。

どのようなことでもそうですが,余裕がある時は頭は冷めていますが,余裕を失ってくると頭の中は熱気を帯び,「自分」というものが失われていきます。
ですから,簡単なようでなかなか難しいことだと思いますが,先ずは「心の余裕」を持って始めることが肝要でしょう。

予算(総額)を決めておく

「遊び」のつもりで行うのですから,1年間のご自分の小遣いの何%を使うのかを考えてみて下さい。
自分の財布を覗いて「余剰資金」を確認し,それ以上は絶対に投資しないと決めておきます。

もう少しという気持ちで生活資金まで手をつけると,気持ちのゆとりがなくなり,歯止めがきかなくなるように思います。
それは,追い込まれるほどそれを取り返そうとする強い心理が働き,より大きな倍率を投じる傾向が出てしまい,ますますその確率は低くなります。
ゼロサムゲームであるとすれば,あなたが損をすれば誰かが得をします。
この罠に陥らないようにすべきであると思います。

最悪の事態を想定しておく

最悪の事態は,当然「全てを失う」ことです。
しかし,「余剰資金」であれば,それを「授業料」として考えることも可能です。
再挑戦する時には,その授業料が役に立つかも知れません。

また,「大きく勝つ」ことを考えるよりは,最低投下資本の回収を考えておく方が現実的ではないでしょうか。
例えば,総予算を50万円とした場合,どれかの通貨でそれ以上の利益があったならば,一旦それを円に換金しておくと,もう負けはないわけですから,多少の冒険も出来ますし,気持ちのゆとりもあります。

そのゆとりが状況を俯瞰的に見ることを可能にし,冷静な判断力も持続できます。
自分の力だけで勝負できることであれば,多少追い込まれても何とかなりますが,外的な要因によって追い込まれた場合はどうにもなりません。
その事態を悠々と乗り切れる心理状態に自分をおき続けられるかどうかが,最悪の事態を回避できるか否かになると考えます。

長期保有か短期決戦か

「短期決戦」は,ともすれば売買・送金手数料にくわれてしまい,赤字をふくらませてしまう要因にもなります。
ですので,よほどの値上がりの兆候がない限りは動かない方がいいのではないでしょうか。
これは,逆の値下がりの場合も同じです。

従って,ご自分で色々調べてこれと思うものに投資したら,少々のことがあっても様子を見ることの方が賢いと思います。
もし,投資した通貨が値下がりして負けたとしたら,それは自分の勉強不足であり,反省材料にもなります。

これは,ある種衝動との葛藤になるかも知れません。
様々な情報を取り込めば取り込むほど心理状態に揺れが生じて,焦ってポカをしてしまう可能性があります。
むしろ一旦決めた通貨に投資したら,情報など見ない方が精神的にも健全かも知れません。

交換通貨は自己決定で行う

当たり前ですが,全てはご自身の決断です。
いいと思う情報があり,それを真に受けて損をしても,誰も責めることは出来ません。
最終選択は,ご自身に委ねられており,その実行はご自身しか出来ません。

従って,様々な情報を発信している方は,よいと思われることを書いておられると思いますが,それを実行するところまでは責任はありません。
よく「誰々がそう言ったから実行した」,と周りの責任にされる方がおられますが,それは大きな誤りで,その善し悪しを判断するのはご自身であることを忘れないことです。

でも,初心者は情報に振り回される傾向にあるので,結果が悪い場合,なかなか「自己責任」を考えにくいのですね。
人間は,まわりのせいにして,精神を安定させようとする傾向があるので,なかなか出来ることではありませんが。

情報源を精査する

私も,冒頭の記事を書くに当たって,YouTube の視聴やブログなどを読みあさりました。
そうしますと,初心者ながら段々と真贋とでもいうべきものが身についてきて,失礼ながら,うさんくささや Google 検索の上位にはくるけれども,こちらが求める疑問に何も答えていないものもありました。

ですので,情報を求める活動は大切ですが,それを精査することが必要と思います。
そして,これといったものが見つかったら,一旦「お気に入り」に登録するか印刷することをお勧めします。
その後で何回も熟読して,理解を深めるようにします。

私は,これといった記事を見つけたら,該当の Web ページを全て PDF ファイルにして保存しています。
そうすれば,いつでも読み返すことが出来ますので,何かに行きづまった時にとても参考になります。

ただ,よいと思う情報は何か,ということは沢山のものに触れていかないと分かりませんので,出来るだけ多くのものを読んだり,動画を見たりすることだと思います。
そうすれば,徐々にですが,「考え方」などが分かってくるように思います。

私も,今は様々な情報が頭を充満している状態で,本当に一体どれが有益なのか充分な判断はまだ出来ていません。
新しいことを始める時は,その仕組みなどは全く分かっていないわけですから,自分の「価値基準(基本姿勢)」も出来上がっていません。

仕組みをある程度理解して,基準が出来上がってくるまでは,本当は投資などはするべきではないかも知れません。
何故ならば,外的要因で振り子のように揺れる心理状態は,その振れ幅が大きくなるばかりで,自分で戻せる術を持ち合わせていませんから。

情報が欲しいので,他人に頼ろうとするには理解できますが,本質的には自ら収集して,内容を咀嚼することを繰り返さない限り,何時までもまわりに振り回されることになり,悪くすれば,コントロールされるだけだと思います。
情報は参考にするが,頼れるのは自分だけということを忘れないで下さい。

資金管理方法

最後になりましたが,最も大切なのが資金の管理でしょう。
これは預金通帳に記載されている出金のことだけではありせん。

ご自分が日本円でどれくらいの金額をどの通貨に投資したのかを管理することです。
草コインの交換は,日本の取引所ではなく,国外で行うことになります。

国外の取引所へは,ビットコインなどに交換してから送金します。
そこから,別の通貨に交換し,交換した通貨で目的の通貨に交換するという作業が必要になります(ビットコインから目的の通貨に交換する方法もあります)。

この段階になると,通貨同士の交換ですので,日本円でいくら投資しているかが分からなくなってくるのです。
例えば,一つの通貨に最大 5,000 円投資するとします。
交換を繰り返していくと,どんどん円から遠ざかっていくので,多いのか少ないのかの判断が出来ません。

予算総額を決めてありますから,なくなってしまえば止めればいいだけですが,それでは余りにも芸がありませんし,管理しているとは言えません。
また,値上がりした時も円換算でどれくらい値上がりしたかどうかが分かりません。
最初にこの辺をきちんとしておかないと,際限がなくなってしまうような気がします。
便利なツールがあればいいのですが,私はまだ見つけられていませんので,後述するように簡単なものを作成してみました。

PC の準備

スマホでも可能なようですが,やはり PC の方が色々な応用がきいて便利なので,この機会に PC の勉強と思って取り組まれることをお勧めします。
これも仮想通貨に投資する副次的な効果でしょう。
現代は,PC のスキルが仕事の出来不出来を左右することすらあり,それは最早必須と思います。

ドライブの分割

少し専門的な話になりますが,ノートでもデスクトップでもいいですが,OS とデータ保存の場所は別の方が安全です。
というのは,OS と同じドライブにデータを保存した場合,万が一,OS の再インストールをしなければならない事態になった場合は,データもなくなってしまいますので注意が必要です。

特にノート PC の場合は,C ドライブだけになっていることが多いと思いますので,そのまま使用している場合は,C ドライブを圧縮して新たに D ドライブを作り,そこにデータを保存できるように変更します。

この方法は,初心者の方には敷居が高いかも知れませんが,Google で検索していただくと,その方法があると思いますので,是非参考にして,新たなドライブを作成して下さい。

感染対策

ご自身の PC はどこまでセキュリティ対策をされているでしょうか。

1.アンチウイルスソフト
2.ファイアーウォールソフト
3.スパイウェア対策ソフト

上記のソフトはインストールされていますか。
上の3つについて何のことか分からないと思われる方は,身近な PC の詳しい方にインストールしてもらった方が安全です。

何も有料のものを使用する必要はありません。
世の中には,無料で有料以上の性能をもつソフトがいくらでもあります。
そのようなソフトでご自身の PC を堅牢にしておくことが最初に行うことです。

OS に標準装備されているのは,Windows Defender というものですが,これだけでは全てをカバーしてはくれません。
特に3のスパイウェアにはあまり有用でないと思われます。

特に国外の Web サイトを頻繁に訪れると,安全といわれていても何が起こるか分かりません。
最悪の場合,偽サイトの地雷を踏んでしまうかも知れない。

一時話題になったランサムウェアのようなウイルスは,そのセキュリティの甘さを簡単に攻撃してきます。
日本人は被害者意識が強いので,このような時は,「私は何も悪いことはしていない」,と抗弁しますが,はっきりいいまして「何もしていない」あなたが悪いのです。

外国製のソフトにも性能の良いものは沢山あります。
日本語対応もありますが,多くは英語ですので,出来るだけ英語に慣れておくことも大切です。
手探りで使っていくうちに,細かなところまでは分からなくとも英語の意味が分かってきます。

いくら投資の才能があって手腕をお持ちでも,ツールがお粗末ではその才能すら発揮できません。

感染テスト

上記のアンチウイルスソフトとスパイウェア対策ソフトで PC が感染していないかどうかを検査します。
これを怠って始めてしまうと,万が一感染していた場合には,情報を盗み取られてしまう事態もあり得ます。
始める前に必ず検査しておいて下さい。

万が一感染していた場合には,OS を一旦クリーンインストールして白紙に戻す方法とウイルスを駆除する方法があります。
徹底するのでしたらクリーンインストールがいいのですが,駆除だけで大丈夫と思います。
ご自身が不安に思われるならば,身近な方におたずね下さい。

遊びとはいえ大切なお金を投資するのですから,道具はクリーンにしておくことに越したことはありません。
そして,それこそが何よりの安全策です。

メールアドレス設定

今時メールアドレスをお持ちでない方はおられないと思いますが,Yahoo や Gmail は余りお勧めしません。
取引所からどのような大切なメールが来るか分かりませんし,そこには重大な個人情報が含まれている場合があります。

プロバイダには,メールが一つ付与されてくるると思いますので,メールソフトにそのアドレスを登録して下さい。
このアドレスは,取引所の口座開設に必要になってくるものです。

既にアドレスをお持ちの方で,ジャンク(迷惑)メールが入ってくる場合は,そのアドレスは多くの邪悪な方に知れ渡ってしまっている可能性があります。
そして,何気なくジャンクメールを開封してしまった場合に感染する可能性も否定できません。

従って,プロバイダに追加のメールアドレスを申し込んで,取引専用にした方が安全と思います。
私は,常用アドレスが上記のような状態ですので,加入当初子供のために取得したアドレスを使用することにしました(子供達はスマホに移ってしまい全く使用していません)。

尚,各サイトにログインしますと,ログインの内容が送信されてきます。

スマホの準備

スマホは常時外部と通信している状態にあります。
私は,このような状態のスマホには余り重要な情報を保管しておくことはお勧めできません。
PC のように電源をオフにすることなく常時オンであるとすれば,どこで足下をすくわれるかも知れないからです。

ただ,2段階認証などで必要になってきますからスマホは必ず必要です。
また,アプリをインストールしておけば,どこでも相場を確認することが出来ますから,便利です。

スマホの安全性をどのように担保するのかですが,スマホ用のアンチウイルスソフトもあるようですからインストールしておくことをお勧めします。

PC もスマホもここまでガチガチにガードしなければならないのか思われるでしょうが,万が一何かあってからではもう遅いのです。
従って,最初に行うことによって被害に遭う確率も減少し,もし被害に遭ったとしてもここまでやってダメだったのだから,と諦めもつきますが,ノーガードで根こそぎ持っていかれた場合は悔やんでも悔やみきれません。

口座開設は一瞬で終了しますが,運用は何年にもわたる可能性がありますから,その危険性を考慮して頂きたいのです。
かのコインチェックですら簡単に盗まれたのですから,ハッカーの目にとまれば個人などはひとたまりもないでしょう。

仮想通貨の取引

前置きが長くなりましたが,いよいよ仮想通貨を取引するための手順を記してみます。
具体的には下記のようになると思います。

1.国内の取引所選定と口座開設
2.開設した取引所に入金(円)
3.投資対象通貨の情報収集・選定
4.国外の取引所の登録
5.国外の取引所での交換方法の選択
6.国内の取引所で通貨購入
7.国外の取引所へ通貨送金
8.国外の取引所で通貨交換
9.国外の取引所で対象通貨入手
10.購入通貨と投資額の管理

以下順に説明します。
ただ,これは私が行った方法に過ぎませんので,もっと効率的で確かな方法もあろうかと思います。

国内の取引所選定と口座開設

草コインは,主に外国の取引所にしかありませんので,原則として国内の取引所は円を通貨に交換することと国外への送金に使用します。
また,国外から送金し,最終的に円に換金する時のためのものです。

国内の取引所

下記は,国内の取引所の一覧になります。

1.bitFlyer
2.coincheck
3.Zaif
4.bitbank
5.BITPOINT
6.SBIバーチャルカレンシーズ
7.BTCBOX
8.GMOコイン
9.DMMビットコイン
10.QUOINEX
11.Kraken
12.みんなのビットコイン
13.FISCO
14.BitTrade
15.FIREX
16.Lemuria
17.BMEX
18.Bitgate
19.Xtheta
20.Money365
21.東京ビットコイン取引所
22.ARG公式サイト

実に22箇所もあります。
このうち金融庁に登録されている事業者は下図の2つになります。


コインチェック事件があった以上,上記の登録事業者から選ぶのが安全と思われますが,金融庁は,法的基準を満たしているか聴取と書類確認したに過ぎない,といっていますので,必ずしも安全ではないことを頭に置いておく必要もあろうかと思います。
また,会社概要で資本金の額や出資者を確認してから選ぶことも大切と思います。

ちなみに,私は下記の5つに口座開設の手続きを行いました。

1.bitFlyer
2.GMOコイン
3.Zaif
4.bitbank
5.QUOINEX

1の bitFlyer は,日本最大の交換業者ですからはずすことはできないでしょう。
2の GMOコイン は販売所ですが,もし売却する場合,bitFlyer との比較対象として考えました。
3の Zaif は取引所ですので,取引が成立するようならば,bitFlyer や GMOコイン よりは安く売り買いが出来ると考えています。
また,「積立」があるのが特徴で,特定の通貨を決めて積み立てしていけば,時価評価が上がった際に売却できるならば,それなりの数量になっているので,儲けることも可能と思います。
XRP は GMO コインでも購入できますが,相場よりも高く,4と5は,XRP の取引が可能で,一応登録しておきました。

特にスピードが必要な場合には,多少高くても販売所の方が便利で,取引所の場合は成立しないといつまでも待たされることになります。
また,もし草コインが値上がりして交換した通貨を国内に持ち込んだ場合,多額になると取引が成立せず,換金することもままならないことも考えてのことです。

私は,まだ取引所での効率的な「売り方」や「買い方」を全く知りませんので,上記の決済手段を考えていますが,できれば本来の「取引」で決裁したいと考えています。

口座開設の一例(bitFlyer)

ここでは,その一例として bitFlyer の開設手順を説明します。

先ず,bitFlyer のトップページにいき,赤枠内にメールアドレスを入力して「アカウント作成」をクリックします。
すると,下図のようなメールが送られてきますので赤枠内をクリックします。

登録画面が表示されると思いますので,必要事項を入力します(上図の URL は無効になっていますので再現できません)。
この時,本人確認書類を bitFlyer に送る必要がありますので,運転免許証のような氏名・住所・生年月日・本人の写真が確認できるものを,予めスマホか何かで写真撮影しておきます(運転免許証の場合は表・裏必要)。
これは,他の交換事業者に登録する際にも必要になるものですので,一度撮影しておけば使い回しが出来ます。

開設した取引所に入金(円)

先ず,bitFlyer にご自身の銀行口座の登録をおこない承認を受ける必要があります。

上図が口座確認メールです。
私は,bitFlyer の承認が待ちきれず,送金したところ入金を受けつけ,登録した銀行口座は承認となりました。
ですので,必ずしも承認を待つ必要がないかも知れません。

メールを確認したところ(2018.02.15),bitFlyer から以下の内容のメールが届いており,「書留郵便」の受領を行い完了しました。

GMO コインと Zaif,bitbank,QUOINEX は,本人確認書類を送信して,口座開設のための番号が自宅に郵便で送られてくるまでは,一切入金及び取引が出来ません。
2018.03.20 現在,全ての口座開設を完了しています。

上図のログイン画面で,メールアドレスとパスワードを入力すると下図のログイン画面になります。

右のアカウント情報を拡大したのが下図で,現在の状況を確認できます。

bitFlyer へ送金する場合は,「入出金」の画面に行き,「日本円ご入金」をクリックしますと,下図の画面になりますので,bitFlyer の銀行口座を控えると同時に,「お客様口座情報」を確認して,必ず登録した口座から送金する必要があります。
もし,異なる口座から送金したい場合には,「銀行口座情報を追加する」をクリックして,新たな口座を登録し承認を待つ必要が生じるかも知れません。

送金が完了すると,bitFlyer のサイトの「お取引レポート」で入金が確認できます(下図は全ての取引を表示)。

銀行口座について

市中銀行を登録するのもいいのですが,何カ所か口座開設した場合には,その都度入金の手数料が発生してしまいます。
そこで,手数料無料となる「ネット銀行」の口座を開設し,予算を全額ネット銀行に一旦入金しておきます。

私は,「住信SBIネット銀行」に口座開設しました(下図)。

そこから複数の取引所へ送金しても何回か「手数料」が無料になるようですので,とても便利です。
また,窓口に行かなくてもよく,24時間いつでも振り込みなどが可能なので利便性も高いと思います。

換金した時も,一旦住信 SBI ネット銀行に入金しておけば,簡単に別の取引所に送金が可能です。
そして,完全に利益が確定した金額だけを普段使用している銀行に入金すれば,住信 SBI ネット銀行には仮想通貨投資に使える資金だけが残りますので,分かりやすいのではないでしょうか。

先日,試しに市中銀行から bitFlyer に 30,000 円を送金したら 216 円かかりました。
また,同様に住信 SBI ネット銀行に 300,000 円を送金すると 540 円も手数料をとられました。

主要な取引所は住信 SBI ネット銀行に口座を開設しているようですので,一旦予算を住信 SBI ネット銀行にプールしておけば,そこからの送金手数料は無料になりますので,この違いは大きいです。

投資対象通貨の情報収集・選定

ここでいよいよ仮想通貨に交換するのですが,その前に手に入れたい通貨を選定します。
先ず,CoinMarketCap というサイトに行きます(下図)。

このサイトには,現在発行(登録)されている全ての仮想通貨が掲載されておりますので,出発は全てここからとなります。
上図の状態は,USD(ドル)及び英語表記で分かりにくいので,これを「円」・日本語表記に変更します。

右上の「USD」をクリックすると,下図の画面になりますので「JPY」を選択します。

同じく右上の「English」をクリックし,「日本語」を選択します(下図)。

そうしますと,サイトが日本語表示され,ドルから円表示となります(下図)。

このままでは「時価総額」の高い順に並んでいますので,「すべてを見る」をクリックします。

そうしますと,一見同じように見えますが,一番下まで画面を移動させますと,全ての通貨が表示されているのが分かります。
この画面で,「値段」を2回クリックしますと,値段の左に「▲」が表示され,最も値段の低い順序に並べ替えられます。

上図が低い順序に並んだ画面ですが,初心者にとっては何が何だかさっぱり分かりませんね。
そこで,試しに「StrongHands」という通貨を選択します。

選択した画面が上図で,下に価格推移グラフ(チャート)があります。
オレンジがビットコインとの交換価格で緑がドルになりますが,ビットコインの価格は常時変動しているため,グラフの変化が必ずしも絶対的なものとはいえません。

そこで,上図の赤枠内の「時価総額」と「値段(ビットコイン)」をクリックします。

その結果が上図で,ドル表示だけとなり,法定通貨のドル対する価値の推移となります。
これは,StrongHands 通貨1枚が何ドルに値するかの推移ですから,ビットコインに対する価値や時価総額などの相対的な要因を除いたので,より実感できるのではないかと思います。

また,右上を見ますと,このグラフは 2015.10.31 から 2018.02.15 までの期間であることが分かります。

チャートの上部には,上図のような表示があり,様々な情報が載っています。

1.現在の価格・・・0.000148 JPY
2.値段の動き・・・18.09%(緑色は上昇)
3.時価総額
4.ボリューム(24時間)・・・14,230,414 JPY(13.86 BTC)
5.循環サプライ
6.総合サプライ・・・18,300,916,611,500 SHND

また,左上には以下のようなメニューがあります。

1.ウェブサイト
2.発表
3.エクスプローラ
4.チャット
5.ちゃっと2
6.ソースコード
7.ランク 1268

ウェブサイトをクリックしますと,何と日本語表記のページが出現しました(下図)。

大抵は英語表記なのですが,ブラウザの「言語設定」を読み取って対応させているのでしょうか。
しかし,日本語表記とはいえ,不慣れな者にとっては,その意味するところが分かりにくいかも知れません。

そこで,もしこの通貨に興味を持った場合,「情報収集」を行います。
Google で検索してみますと,約 2,760,000 件ヒットしました。

興味のある記事を選んで読んでいきますが,書き手が読み手の水準をどこに置いているのか分からないため,読みにくいものもあります。
また,「誘い」の表現が多いものは,この通貨を入手させようとする意図が見えるものもありますので,注意が必要です。

私も初心者なので,意味不明なものを我慢しながら読んでいる状態です。
しかし,沢山のものを読んでいるとなんとなく分かってくる部分もあります。

YouTube でも検索して動画になっていないか確認します。
音声のあるものは,人の感情がよく表れるので,「煽っているもの」や有効な情報を与えると称して「LINE」に登録させ,肝心なものは「有料」となってしまい,結果的に何も得られない場合もあります。
このように,仮想通貨に関しては,玉石混淆の状態が続いていますので,私のような初心者には迷うところです。

次に「発表」をクリックしますと,下図の画面が表示されます。

ここは,BitcoinTalk の Bitcoin Forum で,少し調べましたところ,仮想通貨の黎明期から開設されているサイトのようで,新しい通貨の発表は,必ずこのサイトに行われているようでした(確信はありませんが)。
慣れない英語を少し読んでいたのですが,実用的な記事も多くあり,Google 翻訳などを駆使しながら読むと有益かも知れません。

初心者には敷居が高いかも知れませんが,仮想通貨に対する考え方や価格変動の要因なども見つかるかも知れません。
誠に失礼ながら,日本人のブログを読んでいるよりもはるかに有益な内容もありました(日本人の程度が低いといっているわけではありません)。
ここには日本語のフォーラムもありますので,最初は一渡りそれに目を通すのも面白いと思います(下図)。

ところで,私が最初に手に入れたのは,上記の StrongHands ではなく, Experience Points (XP) というものです。
初心者の私には確固たる「選定基準」などはありませんから,この通貨についてのブログや動画を見て,余り悪い評価はなかったのと価格が低かったこともあって購入することにしました。
価格が低ければ,例え損をしたとしても,その額は小さく,「実験」には丁度よいと考えました。

上図の赤枠内のものがそれになりますが,私が購入した時は,もう少し安く価格推移も赤のマイナスでした。
従って,購入した時よりも現在は上がっていることになります。

上図がチャート図とその他のデータになります。

次に,この通貨がどこで取り扱われているかを調べてみます。
チャートの横の「市場」をクリックします。

市場の一覧が上図になり,13箇所ありますが,最も多く扱っている交換所は CoinExchange というところです。
ここでは,Bitcoin(BTC)と Dogecoin(DOGE)の2つの交換方法があるようです。
扱い量の多いところの方が売却にも有利とのことですので,CoinExchange を利用することにします。

国外の取引所の登録

ここでは,CoinExchange を挙げていますが,Coinmarketcap によると 8,000 以上の取引所があるようです。

国外の取引所

数ある国外の取引所の中でも,多くの投資されている方が使用されていると思われる代表的なものを下記に挙げてみました。

1.BINANCE

ここは香港にある世界最大の取引所といわれるところで,日本人の方もよく利用されているようです。
日本語対応もしています。
2018.03.23 金融庁が法律に基づいて警告を発していますので,不安な方は利用を控える方が無難かも知れません。

2.Kucoin

ここも香港にあり,2017.7 に開設されたそうです。
日本語対応。

3.Yobit

ロシアのちょっと怪しげな(?)交換所のようです。
私は,まだ登録していません。
言語は,英語(EN),ロシア語(RU),中国語(CN)しか対応していませんね。

4.Cryptopia

ここはニュージーランドにある交換所で,英語対応しかしていないようです。

5.Coinexchange

ここの取引所は,英国領のヴァージン諸島にあります(何とタックス・ヘイブンです)。

私は,このうち Kucoin,Yobit,以外は登録を済ませました。
国内・国外とも登録は無料なので,ある程度の数を登録して間口を広げておいた方がいいのではないかと思います。

また,国内は本人確認などの手続きが必要で,完了まで2週間くらいかかるので一度に何カ所かエントリーしておくことをお勧めします。
国外の場合は,本人確認は必要ないので,その都度行ってもいいと思います。
ただ,出金制限などがある場合もあるので念のため確認して下さい。

登録の一例(CoinExchange)

Experience Points(XP)の購入を決定し,取引所は CoinExchange を利用しますので,まず登録します。
CoinExchange のトップページは下図のようになり,赤枠内の「REGISTER(NOW)」をクリックします。

すると下図の画面が出ますので,「私はロボットではありません」にチェックを入れます。

上図に必要事項を入力して「登録」をクリックします。
そうしますと,下図のようなメールが来ますので,赤枠内をクリックします(塗りつぶした部分は私のユーザー名)。

上図のアドレスも有効ではなくこれ以上は再現は出来ませんのでご容赦下さい。
後で2段階認証の設定も行いました。
2段階認証というのは,通常のパスワードの他に,スマホのアプリで生成された有効期限付きの6桁の数字を入れることによってログインを可能とするものです。

設定を行うには,下図からログインします。

右上の MY Account ⇒ Settings をクリックすると,下図の画面になります。

ここで操作を行う前に,スマホに「Google Authenticator」をインストールしておきます。
インストールできたら,「Manage Google Authenticator」をクリックします。
そうしますと,QR コードが表示されると思いますので,それをスマホで読み取ると,Google Authenticator に 「xxxx@CoinExchange(xxxxはユーザー名)」というように登録されます。

次回からは,上図のログイン画面に続いて,下図が表示されますので,スマホで Google Authenticator を起動し,そこで生成される6桁の数字を入力すると初期画面に到達します。

Google Authenticator は他の取引所での2段階認証にも使用できるアプリなので,一度操作方法を覚えておけば応用ができます。

国外の取引所での交換方法の選択

CoinExchange では,上述のように Bitcoin(BTC)と Dogecoin(DOGE)の2つの交換方法がありますが,Bitcoin の送金(決裁)には時間がかかるというご意見が多かったので,今回は Dogecoin と交換することにしました。

そこで,下図から CoinExchange にログインします。

ログインした画面が上図です。
ここから Dogecoin が日本の取引所(私の場合 bitFlyer)で扱っているどの通貨と交換可能かを調べます。
上のメニューの「MARKETS」をクリックしますと下図になります。

この画面は Bitcoin(BTC)との交換を示すものです。

「Select a Market」をクリックしてメニューを表示させ,LTC(Litecoin)をクリックします。

上図は,Litecoin と交換可能な通貨の一覧を表示しています。
最初は私も戸惑いましたが,何回も色々なものを表示させているとやがて慣れてくるので,英語のままでも心配は無用と思います。

DOGE/LTC とありますので,Dogecoin と交換可能な通貨を bitFlyer で探したところ Litecoin (LTC) がありました。

国内の取引所で通貨購入

bitFlyer で Litecoin を日本円で購入します。

上図の「アルトコイン販売所」をクリックし,「ライトコイン」を表示させます。
購入価格は 24,533 円で,数量を入力して「コインを買う」をクリックします。

「お取引レポート」に購入が反映されます(私は2回に渡って購入しています)。

ここで一つ注意して頂きたいのは,通貨の価格で言えば,販売所>取引所となってしまうことです。
販売所で購入した時は,お店に対する手数料が高いということです。
今回は,販売所で購入しましたが,本来的には取引所で行う方が利ざやを抜かれなくていいと思います。

国外の取引所へ通貨送金

CoinExchange に戻り,「MY ACCOUNT」をクリックして下図のメニューを表示させます。

「Balances」をクリックします。

LTC(Litecoin)の「Actions」をクリックしてメニューを表示させます(下図)。

「Deposit LTC」をクリックします。

これは,Dogecoin の例ですが,緑の「Generate New Address」をクリックすると,CoinExchange 内の Litecoin のアドレスが生成されます(下図)。

これで CoinExchange への送金先が確定しました。
グレーで塗りつぶした部分には文字が表示されており,赤で塗りつぶしたのは QR コードです。

bitFlyer の入出金から「LTC ご送付」を選択します。

ここでは既に登録済み(グレーの部分)ですが,最初は,(1)ラベル,(2)ライトコインアドレスを入力して「追加」をクリックします。
ライトコインアドレスは,送付先の CoinExchange のアドレスを記入します。
CoinExchange で表示されたアドレスをコピー・ペーストすれば速いのですが,慣れておられない場合は,原始的ですが紙に書き写して,bitFlyer 側のアドレス欄に入力する方が確実と思います。

誤ったまま「ライトコインを外部アドレスに送付する」をクリックしてしまうと,キャンセルはきかないと思いますので,時間がかかっても確実な手段をお取り下さい(私も最初はドキドキしました)。

国外の取引所で通貨交換

少し待ちますと,CoinExchange の「All Depsits」に下図のように bitFlyer からの送金が反映されます。

いくら待っても表示されない場合は,決裁に時間がかかっている可能性がありますので,気長にお待ち下さい。
私も一度目は速かったのですが二度目はいくら待っても表示されませんので, bitFlyer のサイトで確認したところ「処理中」か何かの表示が出ていたので,その日はあきらめて,翌日 CoinExchange の All Depsits を表示させたところ無事届いておりました。

これで Litecoin が無事届きましたので,Dogecoin と交換することにします。

上図を表示させ「DOGE/LTC」をクリックします。

すると,上図のようなチャートが表示されます。
初心者の私は,これをどのように参考すればよいのかさっぱり分からず暫くフリーズしておりました。

画面を下げますと,上図の「Sell Orders(売り注文)」というのが現れてきました。
これが「売り注文」になりますので,すぐに買いたい場合には,この価格の中で最も安いものを選択して,下図の中に入力します。

Sell Orders の数字を参考にしながら「Price(価格)」欄に数字を入力します。
そして,欲しい数量を「Amount(合計)」欄に入力しますと,他の欄は自動計算してくれます。
Amount の数をふやしていきますと,「Net Total」が赤に変化し購入不可能なことを知らせてくれますので,出来るだけ大きな数字を入力します。

「Submit Buy Order」をクリックしますと,買い注文を行ったことになります。
成立すると,「All Trade History」に取引が反映されます(下図)。

取引が成立していない場合には,「All Open Orders」にその状況が表示されます(下図)。

大量の買い注文を行った場合,全てが指し値で捌けない場合があり,上図には捌けた数量を差し引いたものが表示され,成立したものは All Trade History に順次加えられていきます。
従って,時間がかかる場合は,暫く放っておいてかまいません。

もし時間がかかってもよいならば,下図の「Buy Orders(買い注文)」を参考にした価格でじっくり待つという方法があります。

私は,Dogecoin を手に入れるのが最終目的ではないので,売り注文の価格に合わせて即時決済しました。
それでも量が多いと少し時間を要しました。

国外の取引所で対象通貨入手

いよいよ最終目的である Experience Points (XP) とDogecoin を交換します。
要領は上記と同じで,「MARKETS」をクリックして下図を表示させます(DOGE となっていることに注意)。

XP/DOGE をクリックします。

上と同じ様に XP の画面が表示されますので,上記の手順で XP を入手します。
かなり下がってきていますので,「草」が「屑」になるかも知れませんし,反発して上がるかも知れませんので,安い時に買うことにしました。

ここでは,「Buy Orders(買い注文)」を参考にしながらじっくり待っていてもいいと思います。
ただ価格が上昇してしまった場合には,全く成立しなくなるので見直しが必要です。

再度,ここに至る順序を整理しますと下記のようになります。

1.円で Litecoin を購入(bitFlyer)
2.Litecoin と Dogecoin を交換(CoinExchange)
3.Dogecoin と Experience Points を交換(CoinExchange)

ずいぶんと回りくどいことをしてきました。
草コインは日本円で買えないためこのようなことを行う必要があり,慣れないうちは大変に感じるかも知れませんが,もたもたしながらも何回かうまくいくと要領が分かってくるので心配は無用と思います。

それよりも PC に慣れておくことの方が重要かも知れません。
入力ミスやクリックミスなどで円や通貨がどこに行ってしまったか不明とならないようにしなければなりません。

今回は,兎に角実験してみたくて勇み足でやってしまいましたが,余剰資金といえでも大切なお金ですから,丁寧にプロセスを確認しながら行う必要があると思います。
私のような初心者は投資の原則すら知りませんから,当分は授業料の支払いを余儀なくされるかも知れません。

購入通貨と投資額の管理

最後は,購入した通貨にいくら費やしたかを管理する必要があります。
私は,一種類の通貨に費やす金額を決めておき,それ以上購入しない考えでおります。

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」じゃないですが,少ない金額でも多くの種類を購入しておけば,どれかは成果が出ると考えています。
どう打つのかは最も難しいところですが。

ただ,上記の手順で 日本円⇒ Litecoin ⇒ Dogecoin ⇒ Experience Points と変化していきますと,自分は最終的に Experience Points に日本円でいくら投資したのか分からなくなってしまいました。
これでは,予算(日本円)が減っていくのは分かりますが,通貨に対する投資額とその金額が平均化されているのかさえ不明になってしまいます。

また,1種類の通貨に対する投資額を決めていた場合,いくら買えばその金額に到達するのか分かりません。
その都度電卓で計算すればよいのでしょうが,私は面倒くさがりなので,出納帳を兼ねてエクセルで下図の計算表を作成してみました。
ここには,その都度交換した「手数料」は含まれていません

Fig.1

Fig.1 は,bitFlyer で Litecoin を購入した記録です。

Fig.2

Fig.2 は CoinExchange で Litecoin を Dogecoin に交換した記録になります。
この表での「単価」と「数量」は,All Trade History の数字と一致します。

「円換算」は,Dogecoin の単価を算出しています。
1DOGE が 0.00003488 LTC になるので,1DOGE の価格は,18,322 円× 0.00003488 =0.63907136 円となります。

Fig.3

Fig.3 は CoinExchange で Dogecoin をExperience Points に交換した記録です。
この表での「単価」と「数量」も All Trade History の数字と一致します。
1XP が 0.14190000 DOGE になるので,1XP の価格は,0.63907136 円× 0.14190000 =0.09068423 円となります。
赤字の最終投資合計(円)が各々の通貨に対する投資額になります。

私は,1種類の通貨に対する投資額を仮ですが最高 1,000 円と決めていますので,「1000 円数量」の欄では,最終通貨の「円換算」が算出されると,瞬時に「購入可能枚数」が分かるようにしました。
この計算は,1,000 円÷最終通貨の円換算で算出されます。

この表に,最終通貨の購入単価を入力すれば,購入可能枚数が算出されますので,安い時に買いたい時は,「Buy Order」に「Price(価格)」と「Amount(合計)」を入力すれば,交換通貨の余力(手数料を支払い分)がある場合には,即時決済できます。

現に DIMECoin の投資額はピッタリ 1,000 円となっています。
Experience Points(XP)の時はこの表を作成していなかったので,かなりのお金を突っ込んでしまいました。

このような簡単な表でも作成しておけば,投資限度額の管理などが出来ていいのではないでしょうか。

最後に

仮想通貨市場は,コインチェック事件のおかげで世間の注目を浴びることになりました。
しかし,新たな資金調達手段が現れたと考えれば,発展は見込めるように思います。

その為には,「詐欺的な」ものは淘汰され,まともなことだけが残る必要があります。
そのように育てていくのは私たちでしょうし,そうでなければいけないと考えます。

法的な整備がままならない中で,仮想通貨市場は拡大していくと考えられますが,実体経済との整合性をどのように保つのかも一つの課題ではないかと考えています。
長年にわたり地球に浸透してきた金融制度は,今すぐにはなくなることはないでしょうし,変化すれども残ると思われます。

その様な中にあって,一個人が崇高な目的をもって通貨を発行するならば,全世界から支持を得られるというのはある意味素晴らしいことではないでしょうか。
今は,投資(投機)の対象に過ぎないかも知れませんが,このような手段で資金調達したプロジェクトが大きな成功を収め,世間の耳目をひくようになれば,仮想通貨は一挙に根付く可能性があります。

それは,既存の金融機関を脅かしてしまうかも知れませんが,金融機関は今までのように大きな企業の融資などに特化し,個人が発想するプロジェクトは仮想通貨市場が関与するというように棲み分けが出来れば,必ずしも金融機関にとっては脅威ではなくなるでしょう。

お勧めの動画【YouTube】

年をとると,文章を読むのが辛くなってきます。
また,動画の方が文章よりも情報量が多く,そこに示される資料などは新鮮なものがあるので,ある意味情報戦のところがある仮想通貨市場ではブログなどよりもいいのかも知れません。

1.コンサルユーチューバー・中野裕二

この方の本業は経営コンサルタントですが,仮想通貨のことをホワイトボードなどを使って説明されています。
各論だけではなく,基本的な考え方ともいうべき総論も教えていただけるので,そもそもどのような考えで取り組むべきかがよく分かります。
特に,投資をする者の基本的な姿勢と考え方は,とても参考になります。

この方の魅力は,何といってもその気前の良さにあります。
色々な YouTuber の動画を拝聴しましたが,本来であれば「有料」といわれても仕方がない情報すら教えていただけるのは,私のような貧乏人の初心者にとっては大変有り難いことです。

私のように全くの初心者にとっては,プロの方の何気ない一言が,今まで暗中模索していた方向性を一挙に開かせることもあります。

2.くりぷてぃっく

この方の本業は明らかにされていませんが,ドイツから配信されています。
この方も中野裕二氏と同様に,全体を俯瞰する視点から仮想通貨市場を説明されていますので,「木を見て森を見ず」の視点になりがちな私にとって,大局から眺めることの大切さを教えていただくことが出来ます。

初心者の時は,このような方々の投資の世界の仕組みや考えたという「総論」をしっかり学ぶべきだと思っています。
お勧めのコインなどの各論の動画やブログは沢山あるのですが,基本的な考えを教えていただけるお二人の動画は是非拝聴をお勧めします。
私も,逸っていた気持ちにブレーキがかかり,じっくり考えるようになりました。

注意して頂きたいこと

YouTube やブログを拝見していますと,「お勧めの通貨」というのがありますが,基本的には,誰かが購入しないとその通貨の価格は上がらない(お金が流入するので時価評価が上がる)ので,自分が保有する通貨に誘いこむ必要があります。

そのような情報に安易にのってしまうと,相手に利を与えるだけなので注意が必要です。
他力本願に頼るよりも自力本願に徹する方が,万が一損をしても納得がいきます。

損得の結果は,あくまで自己決定の結果であるということに徹するのが基本と思います。
自分独自で調べた結果のことであれば,損をしても我慢できますが,他人に煽られた結果で損をすると,心理的な傷つき方は自己決定の比ではない時があります。

よく LINE@ に登録を誘っていますが,例えば,10,000 名の登録者がいるとしますと,発信者はこの人たちを自由に情報操作することが可能になります。
登録した方は,横の関係が全く分かりませんから,自分にだけ「得な情報」が与えられていると錯覚して,その情報通りに行動してしまう時があります。

例えば,XYZ というコインを買わせたい場合に,一斉配信をすると,煽られた方の50%が行動するとしても,5,000 名の方が一斉に買うことになります。
価格の低いコインであれば,相場に影響を与えることも可能となり,躊躇していた方が相場の上がり具合に驚いて追従することもあり得ます。
そこで,ある程度の上がりを待って,発信者が売り抜けしてしまえば,損をするのは情報に基づいて行動した方々です。

これは集団心理の応用で,セミナー会場に多くの人を集め,根拠のないよい情報を繰り返されると,人間は段々それを信じるようになり,そこで「限定」,「今買わないと時間がない」というような言葉で言われてしまうと,心理的な焦りが生じて,自己決定ではなく「その場の雰囲気」で購入してしまいます。
主催者側はそこが狙い目で,「信者」にしてしまえば,何を言ってもその通りに行動するということを熟知しています・

従って,出来るだけ熱狂的な集団とは距離をおきながら,事態を冷静に見つめる姿勢を崩さないことが必要だと思います。
「爆上げ」や「限定情報」などの言葉に惑わされないで下さい。
換言すれば,いつも「森を見る」姿勢を崩さず,木になってはいけません。

ここで紹介させていただいている方法も単に一つの方法であって,これが全てではなく,また,成功の保証もありません。
初心者の方は,ご自分の価値基準が定まらないので,誰かに頼りたいという気持ちが湧くのも理解できますが,よちよち歩きでも,自分が苦労しながら身につけたものほど強いものはありません。

結果的に,仮想通貨市場から撤退する決定をしても,その経験は他のことに対して生かしていけると思います,
参考になるかどうか分かりませんが,私が参考にしているサイトの一覧を下記に記しておきます。

(6)以下は英語ですが,Google 翻訳機能を使用すれば日本語表記してくれます。
YouTuber の方々が「最新情報」という動画を流していますが,下記のサイトをチェックしていればほぼ補足できます。
また,TWitter でフォローしておけば,見出しだけでも参考になります。
(1)コインテレグラフ
(2)みんなの仮想通貨
(3)CoinPost
(4)JPBITCOIN.COM
(5)CoinGecko
(6)Bitcoin Forum
(7)CoinDesk
(8)LiveMarketCap
(9)CCN

2017 年の仮想通貨バブルは,ある意味ではビギナーズ・ラックであったとも考えています。
深く考えずに買っていたものが大変な値上がりをしたために,「億り人」が出現しました。
これからは,地に足をつけた人たちが多く参入してくることも予想され,そうなるとブームにのった初心者は簡単に駆逐される可能性もあります。

コインチェック事件は,はからずも仮想通貨市場の拡大に貢献する可能性があります。
そして,私のような素人が参入し,資金が大量に流れ込んでくるかも知れません。
また,機関投資家と呼ばれる方々はそれを見逃しはしないでしょう。

それだけに,今から始めるとするならば,どのような考え方と姿勢が必要なのかを,上述の両氏から教えていただけるのはとても有効です。
私自身もまだまだ理解できていないことばかりなので,消化不良になってしまい,読みにくい文章になっているかも知れません。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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