【面接】 服装や髪の色はあなた自身の姿勢の現れです

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これは,私の偏見かも知れませんが,制服を着用して仕事をする方々の普段着はラフなものになる傾向があるように思います。
特に,自動車通勤の職員にはこの傾向が強い。

私も,余りにラフな格好で出勤してきた職員に,「その格好では職場の姿勢を問われることもあるから止めた方がいい」と注意したことがあります。
面接は,公式な舞台なのですから,余りにラフな姿は相手に不快感を与えてしまいます。
リクルートスーツとまではいいませんが,あなたが思う訪問着を着用するようにしましょう。

髪の毛を染めることは社会的常識になった感がありますが,それとて限度があります。
人と接する仕事をする者の常識の範囲を弁えましょう。

面接会場に入ってこられた姿を見て,採用する気が失せてしまった経験は何度もあります。
その様な時は,面接を中止して帰ってもらったこともありました。

当時の看護部長はとても厳しく,爪が伸びているかどうかさえ採否の基準にしていました。
清潔をモットーとする職場に爪を伸ばして勤務することは,患者さんに失礼であるという見解でした。
私はそこまで考えていなかったので驚いた記憶があります。

それはあまりにも厳格すぎるかもしれませんが,しかし,それが仕事に対する姿勢の表れであるとすれば事は重大です。
看護部長は,仕事に対する姿勢をそこに見ていたのでしょう。

しっかりしている方は,その辺のことが分かっていて,面接会場に入ってこられたときに,「採用してもいいかな」と思わされてしまいます。
それほど,服装はあなたの第一印象をきめてしまうほどの効果があります。

これは,私の職場の話ではないのですが,面接したときには髪の毛も黒く姿勢もよかったので採用した。
ところが,入社日に現れた姿は,髪の毛を脱色するほど染めていて,これでは話にならないとその日に退職してもらったことがあると教えてもらいました。

このようにリクルートの時と入社日の姿のギャップがありすぎる場合にも,社会的常識に欠けると思われて採用取り消しとなってしまうこともあり得ます。
内定がきたから一安心して,何もかも崩してしまってはお話にならないことも忘れないで下さい。

服装は社会人としての第一歩です。
ゆめゆめおろそかにしてはいけません。

看護部長は,「流行を追いたいのであればほかの職場でやればいい」といつも言っていました。
それが,医療・介護業界に勤務する者の誇りであるとすれば,とても大切なことだと私は思います。

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