CX-5 4年8ヶ月レポート【メンテ・トラブル報告】

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CX-5 の走行距離も74,000kmを超え,初年度登録から4年8ヵ月となりました。
初年度登録は2012年3月27日となっており,2012年11月29日に購入,走行距離は8,013kmでした。

元々は,CX-5 を購入する予定ではなく,Legacy を壊してしまったため(鹿と衝突した),慌てて探した車両となります。
慌ててとはいっても,自動車雑誌やネット情報などで CX-5 に注目していたので,突然機会が訪れたわけです。

カーセンサーで検索しますと,台数が少なく,なかなか条件に見合うものがありませんでした。
居住地の関係から 4WD は必須と考えていましたので,自分の条件に合うものは確か4台だったと記憶しています。

それも,到底気軽に現車を見に行ける距離のお店ではなかったので,担当の方と色んなやりとりをして,現車を確認せず購入を決定しました。
ここでは,4年8ヶ月の間に行ったメンテナンスやアフターパーツの取付,トラブルなどを総括的に書いています。。

メンテナンス

1.オイル交換:約4,000km毎(フィルターは8,000km毎)・・・ディーラーの勧め
2.デフオイル交換:約30,000km
3.AT オイル交換:約50,000km(工賃共約16,000円)
4.タイヤ交換:約50,000km(純正タイヤは高い)
5.ワイパー交換:約50,000km(車検時)
6.エアクリーナー交換:約40,000km
7.ファンベルト交換:約63,000km(ディーラーの勧め)
8.バッテリー交換:約73,000km(ディーラーの勧め。約35,000円)

バッテリー交換には少し早いと思ったのですが,昨年春からは毎日運転しなくなったので,念のために交換しました。
i-Stop 用のバッテリーは高いですので,i-Stop で燃費節約しても,上記の金額に到達出来るかどうか疑問を感じます。
ちなみに私は,i-Stop を使用していません。

9.フロントブレーキパッド交換:約73,000km(ディーラーの勧め。約12,000円)

フロントが重いので,ブレーキに荷重がかかるのは理解していました。
結構飛ばすし,ワインディングも多いので,まぁ,こんなものかと。

10.定期点検:6ヵ月毎(1度目の車検終了)

MAZDA のメニューに沿って点検してもらっています。
12ヵ月毎にコンピューター診断依頼。

11.添加剤等
(1)オイル添加剤:マイクロセラ+マイクロフロン+メタルチューニング

これは,セラミックとテフロンの粉末を添加オイルに自分で混合して添加するものです。
エンジンオイルの温度上昇の抑制と摩擦低減の効果があります。
コストパフォーマンスは抜群です。

エンジン音が柔らかくなり,静かになった感じがします。
約25年余り使用しており,新車時から過走行(15万km以上)の車になるまで添加してきましたが,エンジンのへたりやターボチャージャー等のトラブルは一切ありません。

関連記事:CX-5 ディーゼルエンジンの効果的なオイル交換と添加剤の効用

(2)燃料添加剤:セタンブースター(セタン価向上剤)

ガソリンでいえば,「オクタン価」を向上させます。
所謂ハイオク仕様ですね。
ディーゼル特有の「カリカリ」という音は一切なくなります。

満タンで約60ml添加します。
4Lで6,700円ですが,1回当たり約100円ですみます。
添加の有無では,パワー感が異なります。
特に加速時の違いが大きいです。

関連記事:CX-5 燃費向上とエンジン保護のために軽油の質(セタン価)を向上させよう

アフターパーツ取付

ホーン

純正はシングルホーンで,音も貧弱なので,ユーザー・レビューでも不評な部分です。
なので,交換したいと思ってパーツを購入したのですが,自分では難しそうだったので,いつものディーラーに工賃2,000円で依頼。
ところが,フロント部分を外さなければならなかったそうで,「大変だった」とぼやいておられました。
恐らく所要時間からいっても赤字かと。

ロアアームバー(リア)

このパーツは,Legacy で最後に取り付けたものですが,コーナーでリヤが踏ん張るようになり,格段に旋回が楽になった代物です。
CX-5 にもこれだけは取り付けたいと思っていました。AutoExe 製。
リヤの踏ん張りがきいているように思うが,今ひとつ不明。

参照:AutoExe Lower Arm Bar

ランプの LED 化

たまたまウェブサイトを見ていたら面白そうだったので,ヘッドランプ以外自分で交換しました。
パーツを外さなければならない部分もあり,結構時間がかかりました。

関連記事:CX-5 LED Lamp 取付レポート

フォグランプ

純正は「白色」ですが,雨天時には殆ど効果がないので,自分で「黄色」に交換。
走行が楽になりました。

ステアリングシフトスイッチ

パドルシフトです。
Legacy にも標準装備されていたもので,AT のマニュアル操作が可能になります。
これは是非欲しいと思っていたので,MAZDA のウェブサイトで見た時は,即時注文。
ところが,ステアリングも交換しないといけないというおまけ付き。
しかし,ドライブは段違いに楽しくなりました。

ステアリング

初期型のステアリングには,パドルシフトを装着できないとのメーカーからの回答。
加工できないことはないが,ディーラーでは不可とのことでしたので仕方なく交換。
思い切って AutoExe 製のものにしました(純正との価格差は約18,000円)。

関連記事:CX-5 アフターパーツ取付

トラブル(故障)

排気圧センサーの異常

これには驚かされました。
走行時,突然モニターランプが点滅。
道路脇に止め,エンジンを切り,しばらくしてからエンジンをかけるもランプは消えず。

携帯で近くのディーラーを調べて連絡すると,車両を見せて欲しいとのことで,走ろうとするが,AT が全く作動(シフトアップ)しない。
本当に壊れてしまったのかと思いました。

ディーラーの話では,メーカーから「排気圧センサーの異常」があるので部品交換の連絡が来ているとのこと(まだリコールが発表されていない時でした)。
幸い交換部品が本社にあるので,明日交換できるとのことであったが,代車がないためそのまま帰宅。
翌日交換して頂くと,昨日のトラブルは嘘のよう。

その後,もう1度対策部品に交換してくれました。
自分は,本当に運が良かったようです(通常は部品待ちになってしまう可能性があるとのこと)。

関連記事:CX-5 排気圧センサーの異常発生

NAVI パネル付近の異音

約50,000kmを超えたあたりから,通常走行していると,NAVI パネル付近から異音が発生するので,オイル交換時に点検してもらいました。
パネル取付部分にスポンジを張り付け周囲との干渉を防ぐ事で解消されました(無料)。

フロント右側の異音

舗装路の継ぎ目のギャップを乗り越えた時に異音が発生しました。
希な発生ではなく,常時発生し,音も明確に聞こえるので,ディーラーにて依頼。
メカニックの方に同乗して頂いて確認。

修理内容としては,

1.ショックアブソーバー(右)交換:保証
2.ダストブーツ(両側)交換:保証
3.フロントストラットベアリング(両側)交換:部品代約5,000円
4.ボディ増締(説明を受けたがよく分からなかった)

先ず,足まわり(1~3)を行ったが,完全に消えないので,ワイパー下の黒い部分のパネルを外して,ボディを露出させて,繫ぎ目のボルトを増締めされたそうです。
音を探知する道具があるらしく,それを使用して音源を探るとのこと。
修理後は,ぴたっと音が止まりました。
ボディが揺れても車内に音が入ってくることはありません。

ステアリングを右に切った時の異音

発進時に大きくきった時に,「ガタン」という音が出る(走行時は出ない,若しくは聞こえない)。
修理内容は,ステアリングのポールジョイント交換(保証)。
その後異音消えました。

上記3,4の際の費用はわずか約5,000円ですみました。
ショックアブソーバーやダストブーツを保証交換してくれるのが通常か否かは分かりませんが,かなり丁寧に対応して頂いたと思っています。
預けた日数は4日でした。
今はビビリ音もなく,快適にドライブしています。
メカニックの方も言われておりましたが,「音の問題」は難しく,今回のように常時発生する場合はよいが,希な時は消すことが困難であるとのことでした。
今回,3,4とともにフロントブレーキ及びバッテリー交換も行ったのですが工賃は一切請求されていません。

燃費

現在,平均燃費は13.2kmとなっています。
i-Stop 不使用でこの燃費であればまあまあでしょうか。
おまけに 4WD ですし。

まとめ

6月に甥の結婚式に出席するため金沢まで行きましたが,至極快適でした。
帰宅時は,福井から自宅まで結構雨が降っていましたが,4WD のおかげで不安は全くありませんでした。

特に,北陸自動車道と名神高速道路での走行時の安定性は抜群でした。
元々 CX-5 は長距離走行でも疲れが少ないのですが,1日で往復約600kmを走破しましたが,それは実証されました。

Legacy の 4WD も素晴らしい性能でしたが,CX-5 もそれに劣らないと思います。
購入した時点では,その性能は未知数と覚悟していたのですが,その年の冬を過ごしてみて,スタッドレスを履いてはいますが,凍結路や積雪路において全く不安なく走れることに感動したのを覚えています。

通勤途上でたばこ休憩する所があるのですが,ごく普通に停車して,降りたところ,そこが凍結していて滑りそうになったことがあります。
車は滑ることなく停車したので,まさか凍結しているとは思ってもみなかったのです。

又,コーナーを抜ける時にアクセルを開けると,後ろから押してくる感覚があり,リヤに駆動配分されていることが分かります。
従来の 4WD のように「前輪が滑ってから後輪に駆動配分する」のではなく,センサーが路面や運転状況をかなり細かくモニターしているのでしょう。

来年3月には2度目の車検を迎えますが,CX-5 はとても素晴らしい車だと思います。
このままいけば,人生で最後の車になりそうです。
大切に乗りたいと考えています。

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